二宮明神・二王宮とも呼ばれた古社、彌美神社より格上伝承
[住所]福井県三方郡美浜町木野7-6
[電話]-
木野神社(きのじんじゃ)は、福井県三方郡美浜町木野にある神社。小浜線の美浜駅の西、国道27号線の丹後街道を木野の交差点で北進。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 北陸道神 若狭国 三方郡「木野神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創始年代や由緒などは不詳。参道脇には木野神社古墳がひっそりとたたずんでいる。木野の社名は現在、「きの」だが、過去には「この」とも。
以前は、二宮明神とも、二王宮とも呼ばれた。『若狭国神名帳』に「正五位 木野明神」とある。御祭神は天日方奇方命。
『若狭郡縣志』に、「在木野村。祭日吉二ノ宮ノ神乎。未詳之。四月朔日有祭。延喜式所謂若狭國三方郡木野神社云者乎」とあるという。
木野の地は、彌美神社の氏子集落の一つにも含まれる。しかし、王の舞で知られる彌美神社の祭礼に木野は参加しない。当社が彌美神社の親あるいは格上であるためとも。
また、木野の姓のほとんどを占める大同家の先祖、大同兵衛盛近が坂上田村麻呂に従って鈴鹿山で上げた戦功により、祭礼の諸役を免除されたとも伝えられている。
現在までに応神天皇・二王ノ大神・大山積命を配祀する。当社の例祭は4月13日。
【ご利益】
地域安全、一族・子孫繁栄
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木野神社(きのじんじゃ)は、福井県三方郡美浜町木野にある神社。小浜線の美浜駅の西、国道27号線の丹後街道を木野の交差点で北進。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 北陸道神 若狭国 三方郡「木野神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
創始年代や由緒などは不詳。参道脇には木野神社古墳がひっそりとたたずんでいる。木野の社名は現在、「きの」だが、過去には「この」とも。
以前は、二宮明神とも、二王宮とも呼ばれた。『若狭国神名帳』に「正五位 木野明神」とある。御祭神は天日方奇方命。
『若狭郡縣志』に、「在木野村。祭日吉二ノ宮ノ神乎。未詳之。四月朔日有祭。延喜式所謂若狭國三方郡木野神社云者乎」とあるという。
木野の地は、彌美神社の氏子集落の一つにも含まれる。しかし、王の舞で知られる彌美神社の祭礼に木野は参加しない。当社が彌美神社の親あるいは格上であるためとも。
また、木野の姓のほとんどを占める大同家の先祖、大同兵衛盛近が坂上田村麻呂に従って鈴鹿山で上げた戦功により、祭礼の諸役を免除されたとも伝えられている。
現在までに応神天皇・二王ノ大神・大山積命を配祀する。当社の例祭は4月13日。
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