犬頭神社と対になって忠犬伝承が残る、特異な社殿構成、大ケヤキ
[住所]愛知県岡崎市下和田町北浦16
[電話]-
犬尾神社(けんびじんじゃ/いぬおじんじゃ)は、愛知県岡崎市下和田町北浦にある神社。東海道本線の岡崎駅の南西。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
創祀年代は不詳。もとは彦火火出見尊を祀っていたという。平安時代の永延元年(987年)6月15日、熊野神社を勧請・合祀した。
現在でも扁額には熊野神社犬尾大明神とある。これらの由緒は、糟目犬頭神社とも共通しており、犬頭と当社の犬尾で対になっている。「犬頭犬尾の両社」とも。
糟目犬頭神社にも残る忠犬伝承も共有しており、犬頭神社で頭を、犬尾神社で尾を祀ったともされている。それにまつわる絹糸に関しても、当社に伝承が残る。
南北朝時代末期の喜慶2年(1388年)、「加茂社の社殿造営」とあるという。現在の境内社に加茂社はない。
元禄年間(1688年-1704年)、社殿が造営され、その棟札が現存する。明治7年(1874年)12月5日、村社に列し、明治40年(1907年)10月26日、神饌幣帛料供進社に指定された。
御祭神は、彦火火出見尊の他、熊野大神として、伊弉諾尊・伊弉册尊・須佐之男命。例祭は10月14日。境内地は489坪。
拝殿は入母屋造、銅葺、平入の縁縁がある。本殿前に神門があり、当社殿は拝殿-祭場-神門-本殿という形式になっているのが特徴。
境内社に、稲荷社・秋葉社・神隅司社・鎮守社・津島社があり、昭和2年(1927年)建立の狛犬一対がある。市内では珍しく、道祖神が奉祀されている。
境内には他に、市のふるさとの名木に指定されている大ケヤキ(大けやき)がある。
【ご利益】
地域安全、家内安全、厄災除け
【関連記事】
・愛知県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、愛知県に鎮座している神社の一覧
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犬尾神社(けんびじんじゃ/いぬおじんじゃ)は、愛知県岡崎市下和田町北浦にある神社。東海道本線の岡崎駅の南西。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
創祀年代は不詳。もとは彦火火出見尊を祀っていたという。平安時代の永延元年(987年)6月15日、熊野神社を勧請・合祀した。
現在でも扁額には熊野神社犬尾大明神とある。これらの由緒は、糟目犬頭神社とも共通しており、犬頭と当社の犬尾で対になっている。「犬頭犬尾の両社」とも。
糟目犬頭神社にも残る忠犬伝承も共有しており、犬頭神社で頭を、犬尾神社で尾を祀ったともされている。それにまつわる絹糸に関しても、当社に伝承が残る。
南北朝時代末期の喜慶2年(1388年)、「加茂社の社殿造営」とあるという。現在の境内社に加茂社はない。
元禄年間(1688年-1704年)、社殿が造営され、その棟札が現存する。明治7年(1874年)12月5日、村社に列し、明治40年(1907年)10月26日、神饌幣帛料供進社に指定された。
御祭神は、彦火火出見尊の他、熊野大神として、伊弉諾尊・伊弉册尊・須佐之男命。例祭は10月14日。境内地は489坪。
拝殿は入母屋造、銅葺、平入の縁縁がある。本殿前に神門があり、当社殿は拝殿-祭場-神門-本殿という形式になっているのが特徴。
境内社に、稲荷社・秋葉社・神隅司社・鎮守社・津島社があり、昭和2年(1927年)建立の狛犬一対がある。市内では珍しく、道祖神が奉祀されている。
境内には他に、市のふるさとの名木に指定されている大ケヤキ(大けやき)がある。
【ご利益】
地域安全、家内安全、厄災除け
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