猿投神社の境外末社、一時期は合祀されたが昭和に復興した式内社
広沢天神社 愛知県豊田市猿投町小黒見NO1
[住所]愛知県豊田市猿投町小黒見
[電話]-

広沢天神社(ひろさわてんじんしゃ)は、愛知県豊田市猿投町小黒見にある神社。単に広沢天神とも。東海環状自動車道が猿投グリーンロードと交わる地の北東。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 東海道神 三河国 賀茂郡「廣澤神社/広沢神社」に比定される式内社(小社)。猿投神社の境外末社である。

広沢川に沿い、上流に向かった登山道の途中、小川の西岸山中に鎮座する。社名は広沢川にちなむものか。

創祀年代は不詳。平安時代前期、あるいは南北朝時代前期、さらには江戸時代までには猿投神社の支配を受けていたという。

長らく広沢天神と呼ばれた。明治42年(1909年)1月19日、合祀願いが出され、猿投神社に合祀されたが、その後昭和に旧社地である現在地に復興した。

御祭神は少名彦神。学問と医薬を司る神、としている。ただし、社名から泣澤女命とする説もある。例祭は旧暦2月7日だという。本殿は神明造。

山間であり、参道も舗装されてはいないが、参道の両脇に真っ白い幟が立ち、管理が行き届いている。境内は独特の雰囲気を醸し出している。

【ご利益】
学業・受験合格、病気平癒、事業成功
広沢天神社 愛知県豊田市猿投町小黒見NO2
【関連記事】
愛知県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、愛知県に鎮座している神社の一覧