平安中期に北野天満宮を勧請した天神・天満宮、江戸中期再建の本殿
鞍岡神社 京都府相楽郡精華町大字下狛長芝24
[住所]京都府相楽郡精華町大字下狛長芝24
[電話]0774-93-2444

鞍岡神社(くらおかじんじゃ)は、京都府相楽郡精華町にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

鞍岡山の北端に位置し、鞍岡山遺跡や鞍岡山古墳に囲まれた山頂にある。長い参道の石段が特徴。

平安時代中期の寛弘5年(1008年)8月25日、京都北野神社から勧請したと伝えられている。御祭神は菅原道真

江戸時代初期の元和3年(1617年)の古文書には「下狛村天神社」と記されており、近世後期に作成された下狛村明細帳によると「鞍岡山天満宮」とある。

江戸時代中期の明和5年(1768年)に出火し、建物のすべてが焼失した。その5年後の安永2年(1773年)に焼失前と同じ様式の社殿を再建した。

神宮寺として、神宮寺と宝光寺と明王院の三つがあった。「文政4年(1821年)明王院」という箱書のある「鞍阜山」の一行書(掛幅)がある。

現在の本殿は安永2年の再建時によるものとされ、木造桧皮葺春日造。明治16年(1883年)4月、現社号に改称した。

境内には、地主神社(伊邪那岐命)、白大夫神社(度会春彦命)、老松神社、西宮神社(事代主命)、狭夜姫神社(狭夜姫命)、道祖神社(猿田彦命)、風神社(志那都彦命)、大国主神社(大国主命)、稲荷神社(倉稲魂命)、山神社(大山祈命)、祈雨神社(美都波之売命)がある。

【ご利益】
学業・受験合格、身体壮健
鞍岡神社 京都府相楽郡精華町大字下狛長芝
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