式内・石作神社の旧地候補、本殿下には八幡宮古墳、クスノキ
[住所]京都府京都市西京区大原野石作町40
[電話]-
八幡宮社(やはたぐうしゃ)は、京都府京都市西京区大原野石作町にある神社。長峰八幡宮とも。京都縦貫自動車道から県道733号線を西進。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 山城国 乙訓郡「石作神社」に比定される式内社(小社)の論社、あるいは旧地。
式内社「石作神社」はもとはこの地にあり、『日本三代実録』貞観元年(859年)正月27日には正六位上石作神を従五位下に叙したとある。
式内社「石作神社」は、石作氏が祖神を祀ったものだと考えられるが、創祀や由緒は不詳で、いずれかの時期に、大歳神社に合祀された。
当社の現在の御祭神は、応神天皇・天照大神。例祭は10月21日。9月15日には放生会が行われる。
本殿の下は古墳時代後期の円墳と考えられる八幡宮古墳がある。近くには物集女車塚古墳もあり、隣接している円山古墳群の一基とも。
本殿・拝殿があるのは片袖式横穴式石室の上で、この玄室の高さは1.21メートル、長さ2.95メートル、幅0.98メートル。
古墳や石室にゆかりが深いと考えられる石作氏とのつながりが垣間見られる社だともいえる。また、当社は長峰城址の一角だとも考えられている。
本殿に向かって左側の石垣の上に、立派な根元が特徴のクスノキ(大楠)がある。幹周5.5メートル、樹高26メートル。京都市区民誇りの木に指定されている。
なお、式内社「石作神社」の旧地の候補として、他に大原野石作町灰谷丸尾の早尾神社がある。
【ご利益】
厄災除け、開運招福

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八幡宮社(やはたぐうしゃ)は、京都府京都市西京区大原野石作町にある神社。長峰八幡宮とも。京都縦貫自動車道から県道733号線を西進。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 畿内神 山城国 乙訓郡「石作神社」に比定される式内社(小社)の論社、あるいは旧地。
式内社「石作神社」はもとはこの地にあり、『日本三代実録』貞観元年(859年)正月27日には正六位上石作神を従五位下に叙したとある。
式内社「石作神社」は、石作氏が祖神を祀ったものだと考えられるが、創祀や由緒は不詳で、いずれかの時期に、大歳神社に合祀された。
当社の現在の御祭神は、応神天皇・天照大神。例祭は10月21日。9月15日には放生会が行われる。
本殿の下は古墳時代後期の円墳と考えられる八幡宮古墳がある。近くには物集女車塚古墳もあり、隣接している円山古墳群の一基とも。
本殿・拝殿があるのは片袖式横穴式石室の上で、この玄室の高さは1.21メートル、長さ2.95メートル、幅0.98メートル。
古墳や石室にゆかりが深いと考えられる石作氏とのつながりが垣間見られる社だともいえる。また、当社は長峰城址の一角だとも考えられている。
本殿に向かって左側の石垣の上に、立派な根元が特徴のクスノキ(大楠)がある。幹周5.5メートル、樹高26メートル。京都市区民誇りの木に指定されている。
なお、式内社「石作神社」の旧地の候補として、他に大原野石作町灰谷丸尾の早尾神社がある。
【ご利益】
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