沼隈半島から西に突出した竜王山の近く、高島宮の候補地
王太子神社 広島県尾道市浦崎町3808-1
[住所]広島県尾道市浦崎町3808-1
[電話]-

王太子神社(おうたいしじんじゃ)は、広島県尾道市浦崎町にある神社。沼隈半島から西に突出した竜王山の近く。高山の王太子神社とも。御朱印の有無は不明。

この突出した島状そのものを高島と呼ばれ、その中央部の山を高山、つまり竜王山で、その中腹に鎮座する。「王太子さん」として親しまれている。

創祀年代、由緒は不詳。鳥居数基と拝殿、本殿がある。社殿は昭和3年(1928年)に整備されたようだ。本殿傍らに注連縄を張った磐座が祀られている。

御祭神は、神武天皇忍穂耳命。初代神武天皇が東遷の途上、『古事記』では8年、『日本書紀』では3年駐蹕したという吉備の高島宮の候補地の一つ。

また、神輿庫があり、大人神輿と子供神輿がある。10月中旬が例祭のようで、神輿渡御が行われることもあるようだ。

以前までは、当社神輿も青年団の若い衆が担ぎ、威勢良く練り、担いだまま海へ入り、いわゆる「神輿洗い」が行われていたという。

【ご利益】
身体壮健、無病息災、事業成功
王太子神社 広島県尾道市浦崎町
【関連記事】
吉備の高島宮とは? - 神武東遷で数年滞在した行宮跡、岡山・広島両県に候補地
広島県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、広島県に鎮座している神社の一覧