高島宮伝承「王太子さん」、創祀は平安前期、境内にムクノキ3本
[住所]広島県福山市内海町イ1941
[電話]-
皇森神社(こうもりじんじゃ/こうそんじんじゃ)は、広島県福山市内海町にある神社。沼隈半島に続く田島に鎮座する。御朱印の有無は不明。
初代神武天皇が東遷の途上、『古事記』では8年、『日本書紀』では3年滞在したという吉備の高島宮の行宮跡として語り伝えられた。
創祀は平安時代前期の寛平4年(892年)9月18日と伝わる。古くから「王太子さん」として、住民から親しまれてきた。
長久元年(1040年)、治承4年(1180年)、江戸時代中期の宝暦11年(1761年)、明治13年(1880年)に再建の記録が残る。
元禄年間(1688年-1704年)の御図帳に「吉備高島宮なり」とある。御祭神は神武天皇。相殿に猿田彦命を祀る。例祭は旧暦9月17・18日。
本殿は一間社入母屋造で、桟瓦葺き屋根。妻飾りは虹梁大瓶束。宝暦11年建立で、明治13年に改築されたもので、最近になって屋根部分が改修された。
昭和10年(1935年)4月には、当時の高島史蹟顕彰賛助会の手により、吉備高島宮記念碑が建立され、拝殿向かって右に今も残されている。
境内には、樹齢数百年の椋の樹や松・榎の高木が建ち並んでいたが、現在は椋の樹3本だけがその名残をとどめている。このムクノキは市の保護樹木。
『大日本老樹名木誌』に掲載されていた樹齢1000年の大椋樹も明治時代の大火に焙られ、今は二世の時代になっている。
【ご利益】
事業成功、産業振興、交通安全

【関連記事】
・吉備の高島宮とは? - 神武東遷で数年滞在した行宮跡、岡山・広島両県に候補地
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皇森神社(こうもりじんじゃ/こうそんじんじゃ)は、広島県福山市内海町にある神社。沼隈半島に続く田島に鎮座する。御朱印の有無は不明。
初代神武天皇が東遷の途上、『古事記』では8年、『日本書紀』では3年滞在したという吉備の高島宮の行宮跡として語り伝えられた。
創祀は平安時代前期の寛平4年(892年)9月18日と伝わる。古くから「王太子さん」として、住民から親しまれてきた。
長久元年(1040年)、治承4年(1180年)、江戸時代中期の宝暦11年(1761年)、明治13年(1880年)に再建の記録が残る。
元禄年間(1688年-1704年)の御図帳に「吉備高島宮なり」とある。御祭神は神武天皇。相殿に猿田彦命を祀る。例祭は旧暦9月17・18日。
本殿は一間社入母屋造で、桟瓦葺き屋根。妻飾りは虹梁大瓶束。宝暦11年建立で、明治13年に改築されたもので、最近になって屋根部分が改修された。
昭和10年(1935年)4月には、当時の高島史蹟顕彰賛助会の手により、吉備高島宮記念碑が建立され、拝殿向かって右に今も残されている。
境内には、樹齢数百年の椋の樹や松・榎の高木が建ち並んでいたが、現在は椋の樹3本だけがその名残をとどめている。このムクノキは市の保護樹木。
『大日本老樹名木誌』に掲載されていた樹齢1000年の大椋樹も明治時代の大火に焙られ、今は二世の時代になっている。
【ご利益】
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