孝徳朝創立の篠原大明神・六所大明神、10月秋祭りで屋台
[住所]兵庫県三木市口吉川町殿畑843
[電話]0794-88-0189

篠原神社(しのはらじんじゃ)は、兵庫県三木市口吉川町殿畑にある神社。県道20号線と144号線が交差する付近。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 美嚢郡「御坂神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

飛鳥時代、第36代孝徳天皇の白雉2年(651年)の創立と伝わる。もとは北谷村大島の大殿林に鎮座したが、後に現在地に遷座した。

ささの天神、篠原大明神、六所大明神とも呼ばれた。御祭神は、天照皇大神・熊野大神・春日大神八幡大神住吉大神・御酒大神。

江戸時代前期の正保4年(1647年)、社殿を改造、寛文3年(1663年)には吉田宗源宣旨により正一位を授けられた。

江戸時代中期の宝暦4年(1754年)にも社殿を作り替えた。明治7年(1874年)、村社に列した。

例祭は10月最終の日曜日。いわゆる播州三木秋祭りの一つで、大島・殿畑・保木・南畑・桾原・笹原地区の氏子により屋台が奉舁される。

なお、式内社「御坂神社」の論社は他に、志染町に式内同名神社、別所町の美坂社加佐細川町の三坂神社、別所町細川町に御酒神社がある。

【ご利益】
開運招福、厄災除け、家内安全
篠原神社 兵庫県三木市口吉川町殿畑
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