古く石神宮・石神社、中世は石門八幡宮、江戸期に式内比定
石門別神社 岡山県岡山市北区奥田南町4-48
[住所]岡山県岡山市北区奥田南町4-48
[電話]086-222-4927

石門別神社(いわとわけじんじゃ)は、岡山県岡山市北区奥田南町にある神社。宇野みなと線の大元駅の東、旭川西岸。国道30号線の岡南小学校交差点近く。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 備前国 御野郡に二つある「石門別神社」の一つに比定される式内社(小社)。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。『備前国神名帳』に「従二位 天津石門別大明神 坐三野郡」とある。ただし、『備前国神名帳』には一つの天津石門別大明神しかなく、比定はできない。

古くは、石神宮・石神社と呼ばれ、中古には石門八幡宮とも称したが、江戸時代中期の寛延3年(1750年)、式内社再興の動きの中で、現社号に改称した。

明治になり、村社に列し、明治9年(1976年)10月、社殿の造営があった。御祭神は天津石門別命。例祭は10月第3土曜日で秋季例祭。

境内社に、眼病にご利益があるという稲荷社がある。他に、武甕槌命を御祭神とする石神と、「あしおうさん」と呼ばれる石神が祀られている。

他に、若宮・荒神社・注連神社・愛宕神社などが祀られている。

なお、御野郡に二つある「石門別神社」のもう一つの式内社は、市内北区大供表町に当社および式内同名神社がある。

【ご利益】
病気平癒、地域安全、家内安全
石門別神社 岡山県岡山市北区奥田南町
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