摂社の一ツ山の頂、アサ宮と呼ばれた足次神社が式内論社
大山神社 岡山県井原市芳井町天神山586
[住所]岡山県井原市芳井町天神山586
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大山神社(おおやまじんじゃ)は、岡山県井原市芳井町天神山にある神社。近代社格では村社。国道313号線から芳井中学校付近を西進。御朱印の有無は不明。

『岡山県神社誌』によれば、江戸時代前期の寛文5年(1665年)の創祀だという。その他の由緒は不詳。御祭神は大山祇神。鳥居扁額に「山神三神宮」とある。

『式内社調査報告』によれば、当社の摂社である足次神社が『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 備中国 後月郡「足次山神社」に比定される式内社(小社)の論社。

もとは一ツ山の頂にあり、アサ宮と呼ばれていた。戦国時代に遷座したとされ、現在、足次神社は天神山字野地にある、とされるが、場所などは不詳。

井原町倉掛の足次山神社の明細帳には、「天神山村ヤシロ谷ト云フ所ニ御鎮座アリシ足次ノ神ヲモ・・・合セ祭リシ」と、天神山の足次神社を合祀したとある。

他に、式内社「足次山神社」の論社、というより参考社で、倉掛の足次山神社を勧請したとされる足次神社が市内西江原町にある。

明治4年(1871年)、村社に列した。昭和38年(1963年)12月、氏子が協議して社殿を改築した。例祭は1月第1日曜日だという。

拝殿内に四つの小祠があり、「御崎」「皇大神宮」「山王」「天皇」を祀っているという。

【ご利益】
身体壮健、リフレッシュ、家内安全
大山神社 岡山県井原市芳井町天神山
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