万葉集にも歌われた高梁川に突き出た50メートルの巨磐が御神体
[住所]岡山県総社市秦3995
[電話]0866-95-9933
石疊神社(いわだたみじんじゃ)は、岡山県総社市秦にある神社。高梁川南岸、国道180号線から県道278号線を南下、豪渓秦橋で川を渡り、トンネルをくぐる。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 備中国 下道郡「石畳神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
豪渓秦橋を渡ると、高梁川に突き出た50メートルほどの巨磐を見ることができる。この磐が当社の御神体。
創祀年代や由緒は不詳。『万葉集』に「石畳さかしき山と知りながら我は恋しく友ならなくに」とある、とされる。ただ、これは正確には巻7 1331寄歌の下記。
御祭神は経津主神。地名から考えて、秦氏ゆかりの地だと考えられるが、なぜ経津主神が祀られているのかは不詳。例祭は9月10日で例大祭。
社殿の前に、「辺津宮」と書かれた小さな標がある。当社の南西、正木山山頂にある麻佐岐神社には「奥津宮」という標がある。関連が指摘される場合がある。
御神体の真下を車道が貫通している。磐が高梁川の際まで迫り出しているので、磐の西側の福谷に行くにはこうするしかないが、残念。
鳥居の脇に一寸徳兵衛の墓がある。牧徳兵衛のことで、当地で17歳まで養育されたという。文化8年(1811年)7月初演の歌舞伎狂言「謎帯一寸徳兵衛」。
この歌舞伎で有名になったので、若い時の徳兵衛とゆかりのあった人たちが建立したもの。なお、倉敷市玉島には上成にある観月院の牧家墓所に徳兵衛の墓石がある。
【ご利益】
リフレッシュ、身体壮健、武運長久・勝運

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[電話]0866-95-9933
石疊神社(いわだたみじんじゃ)は、岡山県総社市秦にある神社。高梁川南岸、国道180号線から県道278号線を南下、豪渓秦橋で川を渡り、トンネルをくぐる。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 備中国 下道郡「石畳神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
豪渓秦橋を渡ると、高梁川に突き出た50メートルほどの巨磐を見ることができる。この磐が当社の御神体。
創祀年代や由緒は不詳。『万葉集』に「石畳さかしき山と知りながら我は恋しく友ならなくに」とある、とされる。ただ、これは正確には巻7 1331寄歌の下記。
原文『備中誌』に、「荒平山の内有高サ十六丈餘今廃して社なし数十丈の石壁を神体とす」とある。
磐疊 恐山常 知管毛 吾者戀香 同等不有尓
訓読
岩畳畏き山と知りつつも我れは恋ふるか並にあらなくに
御祭神は経津主神。地名から考えて、秦氏ゆかりの地だと考えられるが、なぜ経津主神が祀られているのかは不詳。例祭は9月10日で例大祭。
社殿の前に、「辺津宮」と書かれた小さな標がある。当社の南西、正木山山頂にある麻佐岐神社には「奥津宮」という標がある。関連が指摘される場合がある。
御神体の真下を車道が貫通している。磐が高梁川の際まで迫り出しているので、磐の西側の福谷に行くにはこうするしかないが、残念。
鳥居の脇に一寸徳兵衛の墓がある。牧徳兵衛のことで、当地で17歳まで養育されたという。文化8年(1811年)7月初演の歌舞伎狂言「謎帯一寸徳兵衛」。
この歌舞伎で有名になったので、若い時の徳兵衛とゆかりのあった人たちが建立したもの。なお、倉敷市玉島には上成にある観月院の牧家墓所に徳兵衛の墓石がある。
【ご利益】
リフレッシュ、身体壮健、武運長久・勝運

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