西に国府、勝本湾・芦辺港を望む丘の上の守護神、式内論社
[住所]長崎県壱岐市芦辺町箱崎大左右触609
[電話]-

金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)は、長崎県壱岐市芦辺町箱崎大左右触にある神社。壱岐島で一番長い橋「青島大橋」の近く。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 壱岐国 壱岐郡「同佐肆布都神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では無格社。

創祀年代や由緒などは不詳。御祭神は大物主神。急な階段を上り勝本の町並みや勝本湾を見下ろす小高い丘の上。

当地の西には国府があって、その芦辺港は壱岐の重要な港。その港の守護神として、港を見下ろす丘の上に鎮座する。

『日本「神社」総覧』に、式内論社として掲載されている。壱岐郡には佐肆布都神社が二社記載され、「同」の字がつくのは二番目に掲載されている。

その二番目の式内社「佐肆布都神社」の論社は他に、当社から県道23号線を北上していったところにある、芦辺町箱崎大左右触の式内同名神社

また、一番目の式内社「佐肆布都神社」は、勝本町北触の中津神社に合祀されており、その近くに旧地がある。

地図上では、「金比羅神社五輪塔」などの記載がある。近くには、壱岐四国八十八ヶ所霊場第十番札所向町堂がある。また、弘安の役瀬戸浦古戦場がある。

【ご利益】
海上・交通安全、地域安全、家内安全
金刀比羅神社 長崎県壱岐市芦辺町箱崎大左右触
【関連記事】
長崎県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、長崎県に鎮座している神社の一覧