縁結び・子授かり・安産、皇祖夫婦と初代天皇、4月に牛祭り
津神社 長崎県壱岐市郷ノ浦町牛方触684-2
[住所]長崎県壱岐市郷ノ浦町牛方触684-2
[電話]-

津神社(つのじんじゃ)は、長崎県壱岐市郷ノ浦町牛方触にある神社。国道西側、標高134メートルの津ノ上山山頂。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 壱岐国 石田郡「津神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

平安時代前期の弘仁2年(811年)、創立と伝わる。御祭神は、彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊彦火々出見尊豊玉姫命玉依姫命神日本磐余彦命

伝えによると、縁結びの神 ・安産の神として、古くから良縁の恵みを祈り、妊婦の時には神殿の直下の土を天保銭を投げお金で掬った土を持ち帰った。

それを飲んだり、または腹帯に入れて安産を祈ると霊験があるとされ、広く信仰されてきた。

母子神の振り袖は縁結びの袖、自分の生れ年(干支)の念珠の玉を撫て、男は左の袖を引けば良き美女に恵まれ、女は左の袖を引けば好男子に恵まれるという。

また、相手の年の念珠の玉を撫れば願いが叶うと伝わる。

母子神の腰を擦って温めると、子供が授かり、家内は繁栄して円満、幸せな家庭が築かれるという。

妊婦の時は御腹の子供の年の念珠の玉を撫て、安産を祈り、栄養豊かな母乳で元気でたくましく育つよう願いを込めて、自分の干支の念珠の玉を撫でて磨く。

そうすると、神のお顔の表情が変わり、氏民の幸を永久に祈られ、島民の子孫繁栄への願いを強く立てられる、という。

社名からは港との関連をうかがわせるが、山の上。良縁・子授かり・安産は、御祭神の皇祖夫婦と初代天皇にちなむもののようだ。ただし、御祭神もやはり海の香りはする。

当社は平戸藩主が一貫して崇敬した神社で、大祭に際しては神幸式、流鏑馬の神事が馬廻りの武士の代参のもと執行された、壱岐の神社十七社の一つ。

大正3年(1914年)、牛神社(素佐男尊大己貴命)を合祀した。この牛神社は、江戸時代前期の寛文12年(1671)年の創立。

当時、牛の疫病が大流行したため、牛神を祀ったとされている。今でも4月第2日曜日の春季祭には牛祭りが行われている。

当社の例祭は9月10日で、神幸・大神楽。12月10日には神迎祭が行われ、大神楽。

なお、式内社「津神社」の論社は他に、津之宮神社がある。また、国津神社も時に式内社「津神社」の論社とされる。

【ご利益】
良縁・子授かり・安産、地域安全、平穏安寧
津神社 長崎県壱岐市郷ノ浦町牛方触
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