壱岐最高峰の防衛拠点の「見神」三上大明神、江戸前期に式内比定
見上神社 長崎県壱岐市郷ノ浦町若松触451
[住所]長崎県壱岐市郷ノ浦町若松触451
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見上神社(みかみじんじゃ)は、長崎県壱岐市郷ノ浦町若松触にある神社。壱岐島で一番高い標高213メートルの岳の辻山頂。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 壱岐国 石田郡「見上神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では無格社。

創祀年代は不詳。三上大明神とも呼ばれ、江戸時代前期の延宝4年(1676年)の式社改めで、式内社に認定され、木鏡1面と石祠一宇を献じられた。

鎮座地は、壱岐の最高峰であり、古代から海上防備の要として機能していたと考えられる。今でも島全域はもちろん、南に九州、北に対馬を望める。

『壱岐神社誌』に、「武の嶺の地古来その標高の高きを以て警備のために峰火設置の地なれば、弦に神社を勧請したるべきも其由緒を傳へず」とある。

律令制下、壱岐に防と峰が置かれたが、ここはその峰の地だった。その峰の鎮守だったと思われる。

近世には遠見番所が設置され、異国船の警備にあたった。見上は「見神」であり、見張りの神でもある。見上大明神とも。

当社の御祭神は彦火々出見尊。『古事記』では確かにのぞき見してはいるが。海神を味方につけた、海上の守護者、ではある。

明治18年(1885年)になり、初めて拝殿が建立された。当社の例祭は10月1日で、小神楽。

【ご利益】
武運長久・勝運、厄災除け、盗難除け、リフレッシュ
見上神社 長崎県壱岐市郷ノ浦町若松触
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