式内社「つのかみ」の「とかみ」、ト神・塗神とも、イチョウの大木
角上神社 長崎県壱岐市石田町湯岳射手吉触NO1
[住所]長崎県壱岐市石田町湯岳射手吉触
[電話]-

角上神社(とかみじんじゃ)は、長崎県壱岐市石田町湯岳射手吉触にある神社。標高114メートルの角上山(とかみやま)山頂に鎮座する。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 壱岐国 壱岐郡「角上神社(つのかみじんじゃ)」に比定される式内社(小社)。近代社格では無格社。

創祀年代や由緒は不詳。深江田原が沼沢であった古代の、山形ト神、鶴木ト神、 みさきト神など一連のト神だとの指摘がある。

トカミは、トの神。壱岐では河川の渡し場を「ト」と呼ぶともされ、渡りの神であるとも。当社の近くには、覩上神社も鎮座し、式内社「角上神社」の参考社。

あるいは塗神(とかみ)とも。江戸時代前期の延宝4年(1676年)6月、橘三喜が式内調査に際して、当社を比定し、藩主松浦鎮信は木鏡と石保古良を献納した。

御祭神は素盞嗚尊。昭和13年(1938年)3月16日、若宮神社を合祀し、現在は相殿に仁徳天皇仲哀天皇神功皇后応神天皇を祀る。例祭は9月18日。

当社境内からは深江田原、木田田原が一望のもとに見渡せる。境内社に猿田彦神がある。境内にはイチョウの大木があり、周辺にもスダジイやタブノキの大木がある。

【ご利益】
リフレッシュ、身体壮健、厄災除け、交通安全
角上神社 長崎県壱岐市石田町湯岳射手吉触NO2
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