関東大震災・空襲の焼失免れた、江戸期の火伏せ稲荷信仰の社の一つ
[住所]東京都港区白金台1-1-7
[電話]-
古地老稲荷神社(こじろういなりじんじゃ)は、東京都港区白金台にある神社。東京メトロ・都営地下鉄の白金台駅のすぐ近く。御朱印の有無は不明。
江戸時代中期の明和9年(1772年)、目黒行人坂の大円寺より出火した火災により周辺一帯が大きな被害を受けた。
これにとどまらず、「江戸の名物は火事」といわれたほど、火災による被害が大きかった江戸の町。
これに対して、火伏せの稲荷信仰が盛んになったが、当社もそうした稲荷の一つ。江戸時代後期の文政12年(1829年)、日吉坂上に鎮座したのが当社の起源である。
当社神は、 「あが縁日の存続する限りこの地に出火をみせじ」 との強い神託に基づき、鎮座したと伝わる。
縁日には不思議にも、必ずといってよいほど、火伏せの雨のおしるしがあったと伝わる。その霊験を畏み、火伏の稲荷・人丸様・火止る様とも呼び、奉斎された。
大正4年(1915年)、現在地に遷座した。大正12年(1923年)の関東大震災、昭和20年(1945年)の空襲でも、霊験通り、当社は焼失を免れた。
その霊験の強さを反映してか、昭和20年までは、神前に神楽、余興を奉納し、盛況だったと伝わる。
御祭神は「五穀豊穣・商売繁盛・火伏の神」とされる。例祭は4月17日で例大祭、9月1日には鎮火祭がある。
現在は、境内地は狭いものの、石鳥居、その向こうの赤い鳥居があって、小さいながらも 都会のオアシス的なお稲荷さんとして親しまれている。
【ご利益】
火防、商売繁盛、地域安全

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古地老稲荷神社(こじろういなりじんじゃ)は、東京都港区白金台にある神社。東京メトロ・都営地下鉄の白金台駅のすぐ近く。御朱印の有無は不明。
江戸時代中期の明和9年(1772年)、目黒行人坂の大円寺より出火した火災により周辺一帯が大きな被害を受けた。
これにとどまらず、「江戸の名物は火事」といわれたほど、火災による被害が大きかった江戸の町。
これに対して、火伏せの稲荷信仰が盛んになったが、当社もそうした稲荷の一つ。江戸時代後期の文政12年(1829年)、日吉坂上に鎮座したのが当社の起源である。
当社神は、 「あが縁日の存続する限りこの地に出火をみせじ」 との強い神託に基づき、鎮座したと伝わる。
縁日には不思議にも、必ずといってよいほど、火伏せの雨のおしるしがあったと伝わる。その霊験を畏み、火伏の稲荷・人丸様・火止る様とも呼び、奉斎された。
大正4年(1915年)、現在地に遷座した。大正12年(1923年)の関東大震災、昭和20年(1945年)の空襲でも、霊験通り、当社は焼失を免れた。
その霊験の強さを反映してか、昭和20年までは、神前に神楽、余興を奉納し、盛況だったと伝わる。
御祭神は「五穀豊穣・商売繁盛・火伏の神」とされる。例祭は4月17日で例大祭、9月1日には鎮火祭がある。
現在は、境内地は狭いものの、石鳥居、その向こうの赤い鳥居があって、小さいながらも 都会のオアシス的なお稲荷さんとして親しまれている。
【ご利益】
火防、商売繁盛、地域安全

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