素盞嗚命が稲田姫と須賀へ向かう途中、婚儀の準備をした地
大森神社 島根県雲南市木次町東日登1345
[住所]島根県雲南市木次町東日登1345
[電話]0854-40-1054 - 雲南市商工観光課

大森神社(おおもりじんじゃ)は、島根県雲南市木次町東日登にある神社。JR木次線の日登駅の近くに鎮座する。御朱印の有無は不明。

創祀年代は不詳。素盞嗚尊八岐大蛇を退治して稲田姫を救った後、結婚の約束をし、須賀の地へ向かう途中、 この大森の地にしばらく滞在、婚儀の準備をした場所とされる。

『出雲国風土記』にある日原社(ひはらしゃ)に比定される場合がある。他の候補としては、市内大東町中湯石の日原神社がある。

御祭神は、素盞嗚命と稲田姫命。また、大巳貴命天日腹大科度美命を併せて祀る。相殿合祀神は、天忍穂命菅原道真公霊神・杵島姫命

天日腹大科度美命は大巳貴命の子孫、八世孫にあたる。『古事記』のみに記載されている神。「ひばら→ひはら」が『出雲国風土記』所載社候補の根拠か。

明治時代、当社の鎮座する丘陵の麓から銅鐸が出土した。木次銅鐸である。現在は京都の国立博物館に所蔵されている。

その記念の石碑が当社から100メートル程の道路沿いにある。また、境内には伊能忠敬が測量に訪れた記念碑もある。

【ご利益】
縁結び、婚活、夫婦和合
大森神社 島根県雲南市木次町東日登
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