尾津の一松の候補地の一つ、多度川南岸、尾津別の本拠地
[住所]三重県桑名市多度町戸津499
[電話]0594-48-2037 - 多度大社
尾津神社(おづじんじゃ)は、三重県桑名市多度町戸津にある神社。現在は多度大社が兼務している。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「尾津神社二座(伊勢国・桑名郡)」に比定される式内社(小社)の論社。
創建年代は不詳。当地は、倭建命が東征の際立ち寄り、松の木の下で食事をし、松の木に太刀(剣)をかけて置き忘れた地。その船出をしたのが、舟着社とも。
さらに、倭建命が伊吹山で瀕死の重傷を負い、敗走した時にやはり当地に寄り、松の木に置き忘れた太刀がそのまま残されていたことを確認した地。
『古事記』にも、倭建命の下記の歌、いわゆる「尾津前なる一つ松」、尾津の一松の歌が掲載されている。
人のものは神のもの、粗末にしてはならない、という世界中では絶対に確認できない独特の思想が、今日の日本のそうした美徳につながっているのかもしれない。
さて、当社は戸津区の氏神。御祭神は倭建命を主祭神とする。他に、稚武彦命、足鏡別命、品陀和気之命(応神天皇)、宇賀魂神(稲荷様)、天照大神を祀る。
他に、火之夜芸速男神・大山津見神・水波能売神を祀るとも。現在も多度川を背にした平地、街中に鎮座し、川の南岸に接している。この地は尾津別の本拠地だという。
例祭は10月11日で、例大祭。境内社に、稲荷神社(宇迦之御魂神)がある。
なお、当社は尾津の一松故事の候補地の一つだが、他の候補地および式内論社として、小山の尾津神社、御衣野の草薙神社がある。
【ご利益】
厄災除け、旅行・交通安全、武運長久・勝運
【関連記事】
・三重県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、三重県に鎮座している神社の一覧
[電話]0594-48-2037 - 多度大社
尾津神社(おづじんじゃ)は、三重県桑名市多度町戸津にある神社。現在は多度大社が兼務している。御朱印の有無は不明。
『延喜式神名帳』にある「尾津神社二座(伊勢国・桑名郡)」に比定される式内社(小社)の論社。
創建年代は不詳。当地は、倭建命が東征の際立ち寄り、松の木の下で食事をし、松の木に太刀(剣)をかけて置き忘れた地。その船出をしたのが、舟着社とも。
さらに、倭建命が伊吹山で瀕死の重傷を負い、敗走した時にやはり当地に寄り、松の木に置き忘れた太刀がそのまま残されていたことを確認した地。
『古事記』にも、倭建命の下記の歌、いわゆる「尾津前なる一つ松」、尾津の一松の歌が掲載されている。
尾張に直に向える 尾津前なる一つ松吾兄を 一つ松人に在りせば 太刀佩けましを衣着せましを 一つ松吾兄を現在でも日本は、忘れ物や落し物の発見確率が世界の中で極めて高いことで知られるが、倭建命のこの故事は、その走り。
人のものは神のもの、粗末にしてはならない、という世界中では絶対に確認できない独特の思想が、今日の日本のそうした美徳につながっているのかもしれない。
さて、当社は戸津区の氏神。御祭神は倭建命を主祭神とする。他に、稚武彦命、足鏡別命、品陀和気之命(応神天皇)、宇賀魂神(稲荷様)、天照大神を祀る。
他に、火之夜芸速男神・大山津見神・水波能売神を祀るとも。現在も多度川を背にした平地、街中に鎮座し、川の南岸に接している。この地は尾津別の本拠地だという。
例祭は10月11日で、例大祭。境内社に、稲荷神社(宇迦之御魂神)がある。
なお、当社は尾津の一松故事の候補地の一つだが、他の候補地および式内論社として、小山の尾津神社、御衣野の草薙神社がある。
【ご利益】
厄災除け、旅行・交通安全、武運長久・勝運
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