公田・桂の鎮守、江戸期通じて社殿改築、7月七夕、8月祭り
神明社 神奈川県横浜市栄区公田町445-6
[住所]神奈川県横浜市栄区公田町445-6
[電話]046-822-0208 - 諏訪神社

神明社(しんめいしゃ)は、神奈川県横浜市栄区公田町にある神社。近代社格では村社。諏訪神社の兼務社である。御朱印の有無は不明。

桂公田神明社とも呼ばれる。創建年代は不詳。古くから公田、桂の鎮守として村民の崇敬を集めてきた。

戦国時代の永禄8年(1565年)、本郷6村の総鎮守だった小菅ケ谷3丁目に鎮座する春日神社の末社となったと伝わる。

現存する棟札によれば、江戸時代前期の貞享3年(1686年)、中期の正徳6年(1716年)、天明8年(1788年)、後期の天保9年(1838年)に社殿が改築された。

大正3年(1914年)、村内の日枝社、諏訪社、天神社、御霊社、梵殿内を合祀した。この御霊社は、山内本郷の公田御霊神社とも呼ばれた。

当社の御祭神は、天照大神大山祇命建御名方神菅原道真公・鎌倉権五郎景政公・梵天神(ぼんてんしん)。

旧社地は公田町429番地だったが、周辺の大規模開発により、昭和47年(1972年)9月、現在地に移転し、新社殿を造営して、遷座祭を斎行した。

例祭は、もとは9月16日に行われていたが、桂公田町会により、子ども達の夏休みの最後の思い出となるようにと、8月の最終土・日曜日に変更された。

万灯神輿や本神輿渡御、奉納民謡踊りに子ども神輿、また町内有志や各種団体が開く夜店などがある。

境内は、町会が主催する七夕まつりの会場などにもなり、地域住民の交流の場として活用されている。

【ご利益】
開運招福、地域安全、身体壮健、無病息災
神明社 神奈川県横浜市栄区公田町
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