幕末の古地図に記載、赤松の大木にちなむ空蝉橋の命名譚
[住所]東京都豊島区北大塚3−5-11
[電話]-
出世稲荷神社(しゅっせいなりじんじゃ)は、東京都豊島区北大塚にある神社。JR山手線大塚駅の近くに鎮座する。御朱印の有無は不明。
創建年代は不詳。幕末の嘉永7年(1854年)の地図には今の空蝉橋の袂あたりに記載されており、この頃には存在していたことがわかる。
明治36年(1903年)、山手線大塚駅が完成し、その後に行われた貨物線の拡張工事に伴い、大正年間(1912年-1926年)初期に現在地に遷座した。
当時は枝ぶりのよい赤松の大木があったが、工事のために伐採された。古老によれば、「夏には蝉の抜け殻が数多く見られたので、橋の名が空蝉橋(うつせみばし)」となった。
昭和20年(1945年)、戦災により焼失、北口睦の篤信の方々により復興維持されてきたが、老朽化してきたので、平成7年(1995年)11月、社殿を改築、外塀工事も完工した。
御祭神は宇迦之御魂命。東京の神社らしく、そう広くない社地だが、鳥居と社号碑、社殿があり、鳥居の前には石段があって、その左右には赤い幟が立つ。
石段上の石柱には石段を奉納した人の名前が記され、反対側の石柱には大正10年3月(1921年)と記されている。全体的によく手入れが行き届いている。
なお、区内には池袋本町にも出世稲荷があり、北池袋出世稲荷や北池出世稲荷と呼ばれるが、当社とは別の神社である。
【ご利益】
出世開運、事業成功、交通安全

【関連記事】
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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出世稲荷神社(しゅっせいなりじんじゃ)は、東京都豊島区北大塚にある神社。JR山手線大塚駅の近くに鎮座する。御朱印の有無は不明。
創建年代は不詳。幕末の嘉永7年(1854年)の地図には今の空蝉橋の袂あたりに記載されており、この頃には存在していたことがわかる。
明治36年(1903年)、山手線大塚駅が完成し、その後に行われた貨物線の拡張工事に伴い、大正年間(1912年-1926年)初期に現在地に遷座した。
当時は枝ぶりのよい赤松の大木があったが、工事のために伐採された。古老によれば、「夏には蝉の抜け殻が数多く見られたので、橋の名が空蝉橋(うつせみばし)」となった。
昭和20年(1945年)、戦災により焼失、北口睦の篤信の方々により復興維持されてきたが、老朽化してきたので、平成7年(1995年)11月、社殿を改築、外塀工事も完工した。
御祭神は宇迦之御魂命。東京の神社らしく、そう広くない社地だが、鳥居と社号碑、社殿があり、鳥居の前には石段があって、その左右には赤い幟が立つ。
石段上の石柱には石段を奉納した人の名前が記され、反対側の石柱には大正10年3月(1921年)と記されている。全体的によく手入れが行き届いている。
なお、区内には池袋本町にも出世稲荷があり、北池袋出世稲荷や北池出世稲荷と呼ばれるが、当社とは別の神社である。
【ご利益】
出世開運、事業成功、交通安全

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