要職に上り詰めた松平信綱・柳沢吉保ら川越城主が祈願?
[住所]東京都練馬区旭町3-17-4
[電話]03-3930-1915
出世稲荷神社(しゅっせいなりじんじゃ)は、東京都練馬区旭町にある神社。最寄駅は、東武東上線の成増駅、有楽町線・副都心線の地下鉄成増。御朱印の有無は不明。
創建年代は不詳。江戸時代、川越城主が参勤交代の折、川越街道に沿って江戸に入る際、当社に出世祈願を掛けたことから始まると伝えられている。
川越城主には、松平信綱(1596年-1662年)や柳沢吉保(1658年-1714年)のように老中、大老の要職についた大名があり、出世祈願社として評判になった、とも。
区指定文化財である小島家文書の「享和四年(1804)二月豊島郡土支田村、村方之儀明細書上帳下書」に「稲荷社長弐間横八尺」と記されている。
昔は小さな祠だったが、昭和43年(1968年)、もとの祠を本殿とし、拝殿は深川神明宮の改築に際し、その本殿を貰い下げて移築、儀式殿は新築した。
さらに昭和57年(1982年)、境内地模様替えを施工し、裏参道も付け替えた。御祭神は稲倉魂命で、相殿に厳島姫命を祀る。例祭は7月15日。境内社に大鳥神社がある。
鳥居の手前右手に、明治15年(1882年)建立の社号塔「出世稲荷大明神」がある。稲荷神社らしく狛狐があるが、境内には別に獅子型の狛犬がある。
これは大正7年(1918年)のもので、大正末期(1926年)から第二次世界大戦頃まで、このあたりにあった兎月園という遊園地内の神社に置かれていたとされる。
境内は狭いわりに、大樹が多い。老木と見られるクロマツをはじめとして、アカマツ、シラカシ、それに多いのはイヌシデである。
【ご利益】
出世開運、事業成功、商売繁盛
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・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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出世稲荷神社(しゅっせいなりじんじゃ)は、東京都練馬区旭町にある神社。最寄駅は、東武東上線の成増駅、有楽町線・副都心線の地下鉄成増。御朱印の有無は不明。
創建年代は不詳。江戸時代、川越城主が参勤交代の折、川越街道に沿って江戸に入る際、当社に出世祈願を掛けたことから始まると伝えられている。
川越城主には、松平信綱(1596年-1662年)や柳沢吉保(1658年-1714年)のように老中、大老の要職についた大名があり、出世祈願社として評判になった、とも。
区指定文化財である小島家文書の「享和四年(1804)二月豊島郡土支田村、村方之儀明細書上帳下書」に「稲荷社長弐間横八尺」と記されている。
昔は小さな祠だったが、昭和43年(1968年)、もとの祠を本殿とし、拝殿は深川神明宮の改築に際し、その本殿を貰い下げて移築、儀式殿は新築した。
さらに昭和57年(1982年)、境内地模様替えを施工し、裏参道も付け替えた。御祭神は稲倉魂命で、相殿に厳島姫命を祀る。例祭は7月15日。境内社に大鳥神社がある。
鳥居の手前右手に、明治15年(1882年)建立の社号塔「出世稲荷大明神」がある。稲荷神社らしく狛狐があるが、境内には別に獅子型の狛犬がある。
これは大正7年(1918年)のもので、大正末期(1926年)から第二次世界大戦頃まで、このあたりにあった兎月園という遊園地内の神社に置かれていたとされる。
境内は狭いわりに、大樹が多い。老木と見られるクロマツをはじめとして、アカマツ、シラカシ、それに多いのはイヌシデである。
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