過失で失火した八兵衛が防火に尽力、将軍家から正一位、火防の神
[住所]東京都新宿区若松町31
[電話]-
八兵衛稲荷神社(はちべいいなりじんじゃ)は、東京都新宿区若松町にある神社。御朱印の有無は不明。
大久保通りの一本裏の静かな路地、その曲がり角に「火防の神 八兵衛稲荷」と赤文字で書かれた社号標があり、さらに角一つ曲がると、赤い鳥居が目に入る。
創祀は、江戸時代初期とも中期ともされる。当地に町人八兵衛という人がいた。ある日自分の過失から火事を出してしまった。
その後、八兵衛は近隣に迷惑をかけたことを悔い、毎日毎夜、町内を「火の用心」「火の用心」と声をかけて廻って歩いた。
それからというものこの若松町には大きな火事がほとんどなくなった。八兵衛の死後、町内有志が稲荷神社を建て、八兵衛を祀ったのが当社。
このことを伝え聞いた時の町奉行は、将軍家に奏上し、当社に正一位を下賜し、八兵衛を称えたという。
昭和2年(1927年)、社殿を改築、三の日を縁日とし、往時は賑わったという。昭和20年(1945年)、戦災により全焼した。戦後、再建されたようだ。
現在までに、八兵衛の他、稲荷神も祀られているという。倉稲魂命のことか。例祭は3月第1土曜日。
【ご利益】
火防、商売繁盛、家内安全

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・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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八兵衛稲荷神社(はちべいいなりじんじゃ)は、東京都新宿区若松町にある神社。御朱印の有無は不明。
大久保通りの一本裏の静かな路地、その曲がり角に「火防の神 八兵衛稲荷」と赤文字で書かれた社号標があり、さらに角一つ曲がると、赤い鳥居が目に入る。
創祀は、江戸時代初期とも中期ともされる。当地に町人八兵衛という人がいた。ある日自分の過失から火事を出してしまった。
その後、八兵衛は近隣に迷惑をかけたことを悔い、毎日毎夜、町内を「火の用心」「火の用心」と声をかけて廻って歩いた。
それからというものこの若松町には大きな火事がほとんどなくなった。八兵衛の死後、町内有志が稲荷神社を建て、八兵衛を祀ったのが当社。
このことを伝え聞いた時の町奉行は、将軍家に奏上し、当社に正一位を下賜し、八兵衛を称えたという。
昭和2年(1927年)、社殿を改築、三の日を縁日とし、往時は賑わったという。昭和20年(1945年)、戦災により全焼した。戦後、再建されたようだ。
現在までに、八兵衛の他、稲荷神も祀られているという。倉稲魂命のことか。例祭は3月第1土曜日。
【ご利益】
火防、商売繁盛、家内安全

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