戸田小名下沖の鎮守、崇道天皇を祀る、鉄塔倒壊で昭和に再建
御霊神社 神奈川県厚木市戸田653
[住所]神奈川県厚木市戸田653
[電話]042-748-5925 - 八幡神社

御霊神社(ごりょうじんじゃ)は、神奈川県厚木市戸田にある神社。近代社格では村社。戸田御霊神社とも。現在は八幡神社の兼務社である。御朱印の有無は不明。

小田急線本厚木駅から南南西へ4.3キロほどの地。創建年代は不詳。御祭神は崇道天皇。つまり、第49代光仁天皇の皇子で、第50代桓武天皇の実弟である早良親王。

江戸時代後期の『新編相模国風土記稿』戸田村の条に、「御霊権現社」とあり、「小名下沖の鎮守。祭日八月二十八日。覆屋内に、稲荷山神を置」とある。

旧社殿は幕末の元治元年(1864年)に再建されたもの。昭和も後半になると、傷みが激しくなってきた。

昭和61年(1986年)3月23日、当地に大風、雪害が発生し 東京電力株式会社の送電線大鉄塔が倒壊、当地住民及び農耕地に多大の被害を及ぼした。

東京電力ではこのことを慮り、この復興に協力した当地に対し、多額の金子を謝礼として寄附した。住民はこの厚志を有効に生かすべく、社殿・鳥居再建奉賛会を発足。

加えて、氏子崇敬者も尽力し、多くの金員を奉納、合わせ現在の社殿や鳥居を新たに造営、再建した。

例祭は4月第2土曜日。他に、1月1日が歳旦祭、2月17日が祈年祭で春祭り、11月23日が新嘗祭で秋祭り。

【ご利益】
諸願成就
御霊神社 神奈川県厚木市戸田
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