近未来的なビルの寳生教の神殿、明治末に開始、平成で教導100周年
[住所]東京都中野区本町2-7-6
[電話]03-3372-4252

八津御嶽神社(やつみたけじんじゃ)は、東京都中野区本町にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

山梨県南巨摩郡南部町内船にある宝生山八津御嶽神社を本宮とする、寳生教の神殿である。外見は近代的な、あるいは近未来的なビルに見える。

平安時代末期の文治元年(1185年)、源頼朝によって、佐渡国八津郷出身の八津多聞左エ門藤原時種が、甲斐国東河内領谷津村岡田郷字八津の地頭職に任ぜられた。

これが、宝生山の御嶽神社の始まり。明治45年(1912年)7月30日、明治天皇が崩御したと同時に天啓(天の導き)を得た山本如流が、浅草橋に教会を設けて宝生教とした。

大正元年(1912年)、中興の祖である藤原如流の「生きている事が宝」と全国各地に御神徳を教導した。

主祭神は「元無極体天御中主国常立之尊産土之大御神(げんむきょくたいあめのみなかぬしくにとこだちのみことうぶどのおおみかみ)」。

天御中主国常立之尊・産土之大御神という3柱に見えるが、1柱としてとらえるようだ。

相殿に、大国主之命事代主之命・大己貴之命・少名彦之命天津児屋根之命天津大山祇之命を祀る。

屋外に末社として、東郷の宮(とうごうのみや)があり、天之御中主命・国常立之命・産土之大神を祀る。こちらは、本社主祭神を3柱に分けて祀っている、ということか。

宝生東郷の宮とも。東郷の名称は、このあたりの旧町名の「東郷町」にちなむもの。平成24年(2012年)7月30日、教導開始100周年を記念して鎮座した。

例祭は、本宮秋の大祭が10月上旬、本部秋季大祭が10月21日。本宮春の大祭が4月上旬、本部春季大祭が4月22日。

【ご利益】
家内安全、厄除け、商売繁盛、安産、病気平癒、交通安全(公式HP
八津御嶽神社 東京都中野区本町
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八津御嶽神社 東京都中野区本町の御朱印