鍋屋とも、江戸初期までに氏神として勧請・創建、「鯖大明神」額
鯖神社 神奈川県横浜市泉区和泉町705
[住所]神奈川県横浜市泉区和泉町705
[電話]045-802-1370 - 御霊神社

鯖神社(さばじんじゃ)は、神奈川県横浜市泉区和泉町にある神社。現在は御霊神社の兼務社である。御朱印の有無は不明。

下和泉鯖神社(しもいずみさばじんじゃ)、鍋屋鯖神社(なべやさばじんじゃ)、鯖大明神(さばだいみょうじん)とも。

安土桃山時代から江戸時代初期の慶長年間(1596年-1615年)、当地の郷士清水・鈴木の両氏が氏神として勧請したと伝わる。

江戸時代前期の元禄2年(1689年)、氏子の寄進によって社殿を修復した時の棟札が現存する。

また、江戸時代後期の天保7年(1837年)5月、神祇管領卜部良長が京都から参向奉幣し、「鯖大明神」の額を奉紳した。

御祭神は左馬頭源満仲(左馬頭源ノ満仲)。例祭は9月第2日曜日。境川中流域に12社ある鯖(サバ)神社の一つ。

12社の中で、佐婆神社中之宮左馬神社とともに、源満仲を祀る三社のうちの一社となる。

南北に長い和泉町の最も南側にあり、通称「下和泉下分の鎮守さま」。社殿の脇から続く坂道は、周囲を林に囲まれ、古の時を感じさせる雰囲気がある。

当社のすぐ下あたりに、かつての清水製糸場があり、この工場で使用していた本館は、天王森泉公園に移築され、天王森泉館として使用されている。

【ご利益】
厄災除け、病気平癒、無病息災
鯖神社 神奈川県横浜市泉区和泉町
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