戦国期に岩崎丹後守が勧請、東名高速により現在地に遷座
八幡社 神奈川県横浜市瀬谷区上瀬谷町40-8
[住所]神奈川県横浜市瀬谷区上瀬谷町40-8
[電話]045-301-1306 - 諏訪社

八幡社(はちまんしゃ)は、神奈川県横浜市瀬谷区上瀬谷町にある神社。瀬谷八幡社とも、相州瀬谷若宮八幡神社、若宮八幡宮とも。現在は諏訪社の兼務社である。御朱印の有無は不明。

戦国時代の永禄年間(1558年-1569年)、当郷の旧家岩崎氏の祖、岩崎丹後守が勧請したと伝わる。

『新編相模国風土記稿』瀬谷村の条に「八幡宮」とあり、諏訪社・日枝社左馬社とともに旧瀬谷村の鎮守だったという。

御祭神は誉田別命。昭和43年(1968年)4月、東名高速道路建設に際し、瀬谷町8363番地から現在地に社殿を移して遷座した。

例祭は9月18日。3月18日が祈年祭で、11月18日が新嘗祭。境内社一宇がある。また、境内には八幡上古墳跡があり、春には桜の見事さに定評がある。

かつては周囲6-7メートルに達する松(マツ)や杉(スギ)の繁茂した鬱蒼とした境内だったというが、現在も樹木は多くとどめている。

平成23年(2011年)9月21日に襲来した台風15号により、倒木して、本殿の屋根が損壊した。その後、修復が行われたようだ。

バス停「八幡神社前」があり、東名高速道路が近くを通る。記念碑では、日本の動脈を望み、首都出入口に鎮座する、日本の表通りを行きかう者すべてへの御神徳が祈願されている。

【ご利益】
交通安全、厄災除け、無病息災
八幡社 神奈川県横浜市瀬谷区上瀬谷町
【関連記事】
神奈川県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、神奈川県に鎮座している神社の一覧