室町期創設の神明社、伊勢参りの額、田端神社に合祀も後に復社
[住所]東京都杉並区成田東4-24
[電話]-
成宗天祖神社(なりむねてんそじんじゃ)は、東京都杉並区成田東にある神社。正式には天祖神社のみか。御朱印の有無は不明。
創建年代は不詳。室町時代に神明社として始まったとも伝わる。当初は字関口南西の地に創立したという。
江戸時代になり、伊勢参りが多くなり、その帰途、額を当社に納め、無病息災、五穀豊穣を祈願したという。
その額が現在も、色褪せ、氏名の判読もできないものも多いが、現存するという(後述のように、額は田端神社に寄贈)。
『新編武蔵風土記稿』田端村の条には神明社が二社記載されており、一つが鎮守、一つは小祠であるとあり、当社は前者のことであろう。別当は天桂寺だったという。
明治元年(1868年)、字関口・中通村、つまり旧東田町の鎮守となった。当時はわずか20戸あまりの寒村だったという。
当社の御祭神は大日孁命(天照大神)。明治42年(1909年)、村内の他の神社とともに、当村の北野神社に合祀され、田端神社が新たに発足した。
ただし、その後数年を絶たずして、村内に不祥事が続いたため、再び村の一角に御神霊を祭ることになったのが、現在の当社である。
昭和2年(1927年)、現在地の寄進を受け、同年9月に神殿を流造によって新築、御神体を移し、奉安した。以来、東田町内社とも呼ばれたという。
旧東田町を氏子地域とした産土神。当社の例祭は田端神社に準じ、毎年9月12日に多くの崇敬者を迎え、厳かに祭典の式が行われている。
【ご利益】
開運招福、地域安全、家内安全

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成宗天祖神社(なりむねてんそじんじゃ)は、東京都杉並区成田東にある神社。正式には天祖神社のみか。御朱印の有無は不明。
創建年代は不詳。室町時代に神明社として始まったとも伝わる。当初は字関口南西の地に創立したという。
江戸時代になり、伊勢参りが多くなり、その帰途、額を当社に納め、無病息災、五穀豊穣を祈願したという。
その額が現在も、色褪せ、氏名の判読もできないものも多いが、現存するという(後述のように、額は田端神社に寄贈)。
『新編武蔵風土記稿』田端村の条には神明社が二社記載されており、一つが鎮守、一つは小祠であるとあり、当社は前者のことであろう。別当は天桂寺だったという。
明治元年(1868年)、字関口・中通村、つまり旧東田町の鎮守となった。当時はわずか20戸あまりの寒村だったという。
当社の御祭神は大日孁命(天照大神)。明治42年(1909年)、村内の他の神社とともに、当村の北野神社に合祀され、田端神社が新たに発足した。
ただし、その後数年を絶たずして、村内に不祥事が続いたため、再び村の一角に御神霊を祭ることになったのが、現在の当社である。
昭和2年(1927年)、現在地の寄進を受け、同年9月に神殿を流造によって新築、御神体を移し、奉安した。以来、東田町内社とも呼ばれたという。
旧東田町を氏子地域とした産土神。当社の例祭は田端神社に準じ、毎年9月12日に多くの崇敬者を迎え、厳かに祭典の式が行われている。
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