一帯に桜が多い桜盛稲荷、江戸後期の石碑、大ケヤキ・庚申塔
[住所]東京都目黒区平町1-16-10
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櫻森稲荷神社(さくらもりいなりじんじゃ、桜森稲荷神社)は、東京都目黒区平町にある神社。御朱印の有無は不明。

東急東横線の都立大学駅から東へ徒歩5分程の所に鎮座する。目黒区みどりの散歩道、呑川・自由が丘コースの一つ。

創建年代は不詳。京都の伏見稲荷の流れを汲むという。一帯に桜が多く桜盛稲荷と称されるようになったのが、現社号の由来となったという。

江戸時代後期の『新編武蔵風土記稿』衾村(ふすまむら)の条にも「稲荷社」とあり、「境内年貢地小名平根にあり。櫻盛稲荷と号す」とある。

また、「本社9尺四面、鳥居もたてり。共に南向なり。此社いかなる事にて櫻盛と称するにや、社傳も詳ならずと云百姓の持なりと」と記載されている。

偏額や社号標には、「正一位稲荷大明神」とある。御祭神は蒼稲魂命。例祭は2月の初午。

鳥居の側に、江戸時代後期の文化9年(1812年)11月の石碑がある。境内には大ケヤキがあり、御神木として祀られている。また、庚申塔も祀られている。

【ご利益】
五穀豊穣・商売繁盛、事業成功、家内安全
櫻森稲荷神社 東京都目黒区平町
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