南北朝期の高木伊勢守の居城の鬼門除け、大イチョウと金山社
西田杉山神社 東京都町田市金森6-46-12
[住所]東京都町田市金森6-46-12
[電話]-

西田杉山神社(すぎやまじんじゃ)は、東京都町田市金森にある神社。金森西田杉山神社とも。ただし、正式には杉山神社のみか。参拝すれば、御朱印を頂ける。

創建年代は不詳。南北朝時代、現在の神奈川県大和市公所(ぐぞ)の高木部落には、高木伊勢守の居城があった。

その東北の鬼門に、城の守護神である日本武尊を奉斎し、城の鬼門除けの守護神として崇敬されたという。

当社の鳥居は現在、西田部落の反対の農道向きに立っている。初めは正しい位置を占めて鎌倉道を向いていたものが、後世、道路の変遷によって変則な姿勢になったもの。

古道の通過した頃の創立を意味しており、相当の古社であることを示しているという指摘がある。

社殿、参道とも大和市の方面に向いており、氏子は北側の裏に居住しているという。境内には1丈6尺(5メートルほど)の御神木の大公孫樹(イチョウ)がある。

この御神木の大イチョウは樹齢300年以上の雄株で、雷の被害を受けたらしく、幹が途中で折れている。市名木百選。

江戸時代中期の寛政5年(1793年)12月、社殿が再建された。

『新編武蔵風土記稿』金森村の条にも「杉山社」とあり、「社地三百坪、無年貢地、下同字西田にあり、鎮座の年代をしらず」と記載されている。

杉山神社72社の一つである。明治39年(1906年)8月の一村一社とする神社合併の方針が示され、町田市域でも明治44年(1911年)に神社統合が行われた。

当社もその対象となったものの、鎮守として人々の信仰を集めた神社を統合することはできないとして、金森村では西田地区で温存された三社のうちの一社が当社である。

昭和11年(1936年)、覆殿が新築された。「西田の杉山神社」として親しまれ、御祭神は日本武尊。例祭は10月5日。

金森杉山神社と同日の祭典のため、昔から隔年で御神体を奉遷して祭礼を行なっている。御神体のある社が「本祭」、不在の社を「影祭り」という。

境内は170坪。境内末社に万鍛冶の守護神である金山彦を祀る金山社がある。

【ご利益】
旅行・交通安全、家内安全、地域安全
西田杉山神社 東京都町田市金森
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西田杉山神社 東京都町田市金森の御朱印