江戸初期の御神剣や棟札、江戸前期棟札、9月例祭、1月に正月行事
杉山社 神奈川県川崎市多摩区西生田3ー3ー2
[住所]神奈川県川崎市多摩区西生田3ー3ー2
[電話]044-911-8051 - 登戸稲荷社

杉山社(すぎやましゃ)は、神奈川県川崎市多摩区西生田にある神社。西生田杉山社、西生田杉山神社などとも。現在は登戸稲荷社の兼務社である。御朱印の有無は不明。

創建年代は不詳。御神体とされている御神剣に、江戸時代初期の慶長18年(1613年)の紀年があるとされ、これ以前の創立と考えられている。

それには、「慶長十八年四月一日願主本多佐渡守が両代官、小林九良左エ門、岡本八郎右エ門をして之を再建せしむ」と刻まれているという。

江戸時代を通じて、五段田村の鎮守として崇敬され、『新編武蔵風土記稿』五段田村の条にも「杉山社」とある。杉山神社72社の一つ。

それによれば、「村の西山丘の上にあり、村の鎮守にて観音寺の持なり、勧請の年代を傳へず」とある。

また、「本地不動の木像を神體とす、立身にして長二尺五寸餘、本社は一間四方にて宮作なり覆屋三間四方東に向ふ、それより十歩ばかりをへたてて鳥居をたつ」。

そして、「それより北の方一町ばかりにして西へをれて石階七十餘級あり」とある。現在も比較的長い参道の石段がある。

『新編武蔵風土記稿』では、慶長18年の古棟札があった他、慶安2年(1649年)、寛文9年(1669年)、天和4年(1684年)の棟札のことも記されている。

これら江戸時代前期の棟札には、領主市岡太左衛門本田四郎兵衛、あるいは市岡五左衛門本田善之助、市岡五左衛門などの名が記されていたという。

『新編武蔵風土記稿』によれば、当社の末社として、本社に向って右に鹿島社があるとある。これは現存する。現在は他に、聖徳太子を祀った祠もある。

当社の御祭神は日本武尊。例祭は9月敬老の日で例大祭。1月1日から3日まで正月行事が行われ、御神酒・甘酒の振る舞い、餅まきなどがある。

【ご利益】
旅行・交通安全、家内安全、地域安全
杉山社 神奈川県川崎市多摩区西生田
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