戦国期の勧請とも、源頼朝が崇敬したとも、大正期に八幡を合祀
杉山神社 神奈川県横浜市青葉区みたけ台26-1
[住所]神奈川県横浜市青葉区みたけ台26-1
[電話]044-988-0045 - 琴平神社

杉山神社(すぎやまじんじゃ)は、神奈川県横浜市青葉区みたけ台にある神社。近代社格では村社。みたけ台杉山神社とも。現在は琴平神社の兼務社で、御朱印も琴平神社で頂ける。

戦国時代の天文年間(1532年-1555年)の勧請とも伝えられるが、一説には、それより以前の鎌倉時代初期、鎌倉古道の傍にあった古社で、源頼朝が守護神として篤く崇敬したとも伝える。

江戸時代になり、徳川時代には領主渡辺氏、年初に穂米1俵を寄進し、造営、修理などの都度、特別に扶持米を奉納したという。

『新編武蔵風土記稿』上谷本村の条にも「杉山社」とあり、「神體は不動木の坐像にして長八九寸ばかり、安阿彌の作と云ふ」などと記載されている。

そこには、旧別当は東光寺であり、本社に向て左に末社として神明祠があるとも記載されている。当社は杉山神社72社の一つである。

御祭神は五十猛命。明治6年(1873年)、村社に列し、明治28年(1895年)10月13日には社殿を改築した。

大正9年(1920年)6月18日、八幡社(誉田別命)を合祀、現在は相殿に祀る。また同年7月16日には神饌幣帛料供進社に指定された。

昭和49年(1974年)3月、現在の社殿を新築して遷座、上谷本町の氏神として篤く崇敬されている。例祭は9月17日、あるいは9月19日とも。

【ご利益】
家内安全、厄災除け、武運長久・勝運
杉山神社 神奈川県横浜市青葉区みたけ台
【関連記事】
杉山神社とは? - 横浜・川崎・町田に集中、『新編武蔵風土記稿』には72社
神奈川県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、神奈川県に鎮座している神社の一覧
杉山神社 神奈川県横浜市青葉区みたけ台の御朱印