室町期の鰐口、正徳4年銘の石灯籠、平成の世に社殿改築と境内整備
[住所]神奈川県横浜市港北区樽町4-10-41
[電話]045-531-0150 - 熊野神社
杉山神社(すぎやまじんじゃ)は、神奈川県横浜市港北区樽町にある神社。近代社格では村社。樽町杉山神社とも。現在は師岡熊野神社の兼務社である。御朱印の有無は不明。
創建年代は不詳。かつて室町時代の応永18年(1411年)鋳造とされる鰐口が残っていたというため、それ以前には創立されていたようだ。
当社は樽町の、師岡町との町境に鎮座し、全町の鎮守として崇敬され、現在も明神さま(みょうじんさま)として親しまれている。
特に水害防止と豊作祈願を目的として建立されたという。
『新編武蔵風土記稿』樽村の条にも「杉山社」と記載されている。「字大下にあり、石階十二級を設く、本地荒澤不動を神體とす、されど幣帛のみにて神像は見えず」とある。杉山神社72社の一つ。
また、先の鰐口に関する伝承も記載され、江戸時代前期の元禄6年(1693年)建立の記録が残る。他に、当社の別当は隣村だった師岡村にある法華寺だったとされている。
この鰐口は、『新編武蔵風土記稿』にも記されているように、村民に下げ渡され、江戸時代後期の文政年間(1818年-1831年)ごろ、所在が分からなくなっている。
御祭神は日本武尊。明治6年(1873年)12月、村社に列した。当社の例祭は9月15日。境内社に稲荷社がある。
平成14年(2002年)9月15日、社殿整備のための造営が完了、社殿は草葺権現造である。平成15年(2003年)5月、参道や石段の整備、手摺などが設置された。
平成16年(2004年)12月、参道整備・庸壁建設・社務所建設・玉垣設置など境内整備が完了、同時に境内社の稲荷社が改築、遷座して平成17年(2005年)初午に竣功した。
この稲荷社はもとは江戸時代中期の元文4年(1740年)2月初牛に建立されたもの。また、境内地は広さ650坪で、重さ36貫の力石がある。
高さ6尺の石灯籠があり、竿石は断面内型銅張りで、上部の宝珠はなくなったが良い形で、正徳4年(1714年)4月吉日の銘がある。
【ご利益】
厄災除け、商売繁盛、事業成功

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杉山神社(すぎやまじんじゃ)は、神奈川県横浜市港北区樽町にある神社。近代社格では村社。樽町杉山神社とも。現在は師岡熊野神社の兼務社である。御朱印の有無は不明。
創建年代は不詳。かつて室町時代の応永18年(1411年)鋳造とされる鰐口が残っていたというため、それ以前には創立されていたようだ。
当社は樽町の、師岡町との町境に鎮座し、全町の鎮守として崇敬され、現在も明神さま(みょうじんさま)として親しまれている。
特に水害防止と豊作祈願を目的として建立されたという。
『新編武蔵風土記稿』樽村の条にも「杉山社」と記載されている。「字大下にあり、石階十二級を設く、本地荒澤不動を神體とす、されど幣帛のみにて神像は見えず」とある。杉山神社72社の一つ。
また、先の鰐口に関する伝承も記載され、江戸時代前期の元禄6年(1693年)建立の記録が残る。他に、当社の別当は隣村だった師岡村にある法華寺だったとされている。
この鰐口は、『新編武蔵風土記稿』にも記されているように、村民に下げ渡され、江戸時代後期の文政年間(1818年-1831年)ごろ、所在が分からなくなっている。
御祭神は日本武尊。明治6年(1873年)12月、村社に列した。当社の例祭は9月15日。境内社に稲荷社がある。
平成14年(2002年)9月15日、社殿整備のための造営が完了、社殿は草葺権現造である。平成15年(2003年)5月、参道や石段の整備、手摺などが設置された。
平成16年(2004年)12月、参道整備・庸壁建設・社務所建設・玉垣設置など境内整備が完了、同時に境内社の稲荷社が改築、遷座して平成17年(2005年)初午に竣功した。
この稲荷社はもとは江戸時代中期の元文4年(1740年)2月初牛に建立されたもの。また、境内地は広さ650坪で、重さ36貫の力石がある。
高さ6尺の石灯籠があり、竿石は断面内型銅張りで、上部の宝珠はなくなったが良い形で、正徳4年(1714年)4月吉日の銘がある。
【ご利益】
厄災除け、商売繁盛、事業成功

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