南湖の「ちゃとり」、八雲神社から独立か、浜降祭に参加する一社
[住所]神奈川県茅ヶ崎市南湖1-7-7
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茶屋町大神宮(ちゃやまちだいじんぐう)は、神奈川県茅ヶ崎市南湖にある神社。神社本庁には属していないようだ。御朱印の有無は不明。

創建年代や由緒は不詳。普段は非公開の小屋の中に、小祠と神輿が納められている。この神輿が、浜降祭(はまおりさい)で担がれるもの。

当社は毎年7月の海の日に神奈川県茅ヶ崎市西浜海岸で行なわれる浜降祭に参加する一社である。

当地では、茶屋町に近い法林山金剛院に、明治6年(1872年)、茅ヶ崎村最初の小学校である琢章(たくしょう)学舎が開校した。

明治22年(1889年)には茅ヶ崎村役場が開かれた。明治31年(1898年)、東海道本線の茅ヶ崎駅ができた。

こうして南湖は、茶屋町・鳥井戸・上町・中町・下町の5つの町内に分かれ、当社は茶屋町の氏神で、鳥井戸とともに、「ちゃとり」と呼ばれている。

おそらく、江戸時代には現在は中町の氏神となっている八雲神社一社を祀っていたもので、明治になり、それぞれの町内が大きくなったために、独立したもの。

御祭神なども不詳だが、社名から神明神社の一つと考えられ、天照大神か。

【ご利益】
開運招福、地域安全
茶屋町大神宮 神奈川県茅ヶ崎市南湖
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