幕末の絵図に記載、今はなき永久橋ゆかり、箱崎JTCの直下に鎮座
[住所]東京都中央区日本橋箱崎町22-11
[電話]03-3667-8083
永久稲荷神社(えいきゅういなりじんじゃ)は、東京都中央区日本橋箱崎町にある神社。御朱印の有無は不明。
箱崎ジャンクション(JTC)の傍、首都高速6号向島線の下に鎮座する。創建年代は不詳。御祭神は倉稲魂命と猿田彦神。例祭は5月19日。
幕末の嘉永3年(1850年)、尾張屋金鱗堂が出版した『嘉永三庚戌年新刻「日本橋北 内神田 兩國濱町 明細繪圖」』に「イナリ」とあり、当社のことと考えられている。
箱崎町河岸の産土神として崇敬されたと伝わる。旧別当は延寿院。社名由来は、おそらく旧御三卿田安家屋敷前に永久橋という名の橋があり、その詰に鎮座していたためと思われる。
現在、この永久橋はなく、その跡地は、箱崎JTCの巨大な構造物に覆われている。
現在、当社はほぼ民家であり、神社を思わせる社号票や鳥居などはない。注連縄のある個所の天井に、「永久稲荷」の扁額と三つの鈴があり、辛うじて神社を思わせている。
鳥居の柱と思われる石柱には「明治四十二年(1909年)五月吉辰 神社主任 田中荷徳」と刻まれている。本殿の裏にわずかばかりの境内があり、柵の先に末社が祀られている。
【ご利益】
商売繁盛、交通安全

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永久稲荷神社(えいきゅういなりじんじゃ)は、東京都中央区日本橋箱崎町にある神社。御朱印の有無は不明。
箱崎ジャンクション(JTC)の傍、首都高速6号向島線の下に鎮座する。創建年代は不詳。御祭神は倉稲魂命と猿田彦神。例祭は5月19日。
幕末の嘉永3年(1850年)、尾張屋金鱗堂が出版した『嘉永三庚戌年新刻「日本橋北 内神田 兩國濱町 明細繪圖」』に「イナリ」とあり、当社のことと考えられている。
箱崎町河岸の産土神として崇敬されたと伝わる。旧別当は延寿院。社名由来は、おそらく旧御三卿田安家屋敷前に永久橋という名の橋があり、その詰に鎮座していたためと思われる。
現在、この永久橋はなく、その跡地は、箱崎JTCの巨大な構造物に覆われている。
現在、当社はほぼ民家であり、神社を思わせる社号票や鳥居などはない。注連縄のある個所の天井に、「永久稲荷」の扁額と三つの鈴があり、辛うじて神社を思わせている。
鳥居の柱と思われる石柱には「明治四十二年(1909年)五月吉辰 神社主任 田中荷徳」と刻まれている。本殿の裏にわずかばかりの境内があり、柵の先に末社が祀られている。
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