下野壬生藩主鳥居家の上屋敷、享保大火後に町人により崇敬・維持
[住所]東京都中央区日本橋兜町20-2
[電話]-
鳥居稲荷神社(とりいいなりじんじゃ)は、東京都中央区日本橋兜町にある神社。御朱印の有無は不明。
茅場町交差点を日本橋消防署方面へ入って一つ目の信号を越えた次の角を右へ入ると、赤い鳥居が見える。社地は広くなく、社殿の他、龍頭の手水舎などがあるのみで簡素。
御祭神は倉稲魂命を主神に、豊受姫神が合祀されている。鎮座の年代は不詳。
『東京市史稿』によれば、江戸時代中期の享保2年(1717年)、この地に下野壬生藩主の鳥居丹波守忠瞭の上屋敷があり、その庭中に祀られ、代々厚く信仰されていた。
享保6年(1721年)の大火により類焼し、跡地は神田塗師町・新銀町・松下町の代地として町屋街となった。
この3ヶ町から引き移った人々も当社の奇瑞多く、かつ神徳顕著なことを聞き、ともに力を合わせて社殿を造営した。
鳥居家の邸内に鎮座していたことにちなみ、現社号が定着、維持・営繕・祭典などが尽力された。
明治5年(1872年)、三代町の町名が起こるまで変わることなく神事ごとに賑わいをみせたと伝わる。
大正14年(1925年)、区画整理に伴い、兜町3丁目に改称されたが、この地の守護神として祀られ続けた。
昭和20年(1945年)3月10日の空襲で社殿が焼失、昭和44年(1969年)3月、町内有志の尽力により崇敬会が発足し、昭和52年(1977年)に社殿を改築、現在に至る。
例祭は毎年5月15日ごろで例大祭。1月1日には元旦祭が斎行される。
【ご利益】
商売繁盛、家内安全、地域安全、火防

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鳥居稲荷神社(とりいいなりじんじゃ)は、東京都中央区日本橋兜町にある神社。御朱印の有無は不明。
茅場町交差点を日本橋消防署方面へ入って一つ目の信号を越えた次の角を右へ入ると、赤い鳥居が見える。社地は広くなく、社殿の他、龍頭の手水舎などがあるのみで簡素。
御祭神は倉稲魂命を主神に、豊受姫神が合祀されている。鎮座の年代は不詳。
『東京市史稿』によれば、江戸時代中期の享保2年(1717年)、この地に下野壬生藩主の鳥居丹波守忠瞭の上屋敷があり、その庭中に祀られ、代々厚く信仰されていた。
享保6年(1721年)の大火により類焼し、跡地は神田塗師町・新銀町・松下町の代地として町屋街となった。
この3ヶ町から引き移った人々も当社の奇瑞多く、かつ神徳顕著なことを聞き、ともに力を合わせて社殿を造営した。
鳥居家の邸内に鎮座していたことにちなみ、現社号が定着、維持・営繕・祭典などが尽力された。
明治5年(1872年)、三代町の町名が起こるまで変わることなく神事ごとに賑わいをみせたと伝わる。
大正14年(1925年)、区画整理に伴い、兜町3丁目に改称されたが、この地の守護神として祀られ続けた。
昭和20年(1945年)3月10日の空襲で社殿が焼失、昭和44年(1969年)3月、町内有志の尽力により崇敬会が発足し、昭和52年(1977年)に社殿を改築、現在に至る。
例祭は毎年5月15日ごろで例大祭。1月1日には元旦祭が斎行される。
【ご利益】
商売繁盛、家内安全、地域安全、火防

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