主神は迦具土神、相殿に牛頭天王、境内に軍茶利明王社
[住所]東京都あきる野市高尾660
[電話]-
高尾神社(たかおじんじゃ)は、東京都あきる野市高尾にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
右手に高尾山が見えるが、高尾山薬王院のある有名な観光地である高尾山とは別のもの。秋川丘陵の西半分、丘陵の奥まったところに奥の宮(奥宮、奥社)の小祠がある。
参道入口から続く急な山道をしばらく歩くと、傾斜が緩やかになった辺りから五日市湖の面影がうかがえる。「高尾神社参道からの眺望」として、あきる野百景の第38番。
創建年代は不詳。江戸時代前期の寛文年間(1661年-1673年)の検地帳に「除地一反二畝」とある。大光寺が別当として奉仕したという。
御祭神は、迦具土神。相殿に牛頭天王を祀る。境内には軍茶利明王社(軍茶利明王祠)もあり、神仏混沌を色濃く残す。
軍茶利宮とも呼ばれ、大光寺が江戸時代中期の天明4年(1784年)に火災で焼失した後、本堂落慶の後に建立されたという。
明治以降は軍茶利神社とも呼ばれ、以来、昭和の世代まで信仰されたという。
当社の境内社は他に、御嶽神社(御岳神社)がある。武蔵御嶽神社の御神符を授与して奉斎したもの。
この御嶽神社では、1月3日に太占祭が行われ、農作物の一年間の出来栄えを記した札を講中各戸に配布する。
当社の例祭は4月3日、ともされるが、9月9日前後の日曜日に高尾秋祭が行われる。当社でも、いわゆる高尾の獅子舞が奉納される。
村内各戸では、舞庭に竹で棚を作り、御神酒を上げて神を迎える。御神酒は五日市の地酒「喜正」。
高尾会館で「岡崎」を演じた獅子舞連中は、子供たちの万灯行列に続き、村廻りに出て、当社に到着。獅子舞が奉納される。
近隣の老人ホームやイタリアンレストラン、高水家、清水家、渡辺家などでも獅子舞が演じられ、神楽や花掛りが行われる場合がある。
近年は民家で舞うことが難しくなったため、秋川農協の駐車場などで演じられる場合がある。
【ご利益】
火防、身体壮健、リフレッシュ、病魔退散

【関連記事】
・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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高尾神社(たかおじんじゃ)は、東京都あきる野市高尾にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。
右手に高尾山が見えるが、高尾山薬王院のある有名な観光地である高尾山とは別のもの。秋川丘陵の西半分、丘陵の奥まったところに奥の宮(奥宮、奥社)の小祠がある。
参道入口から続く急な山道をしばらく歩くと、傾斜が緩やかになった辺りから五日市湖の面影がうかがえる。「高尾神社参道からの眺望」として、あきる野百景の第38番。
創建年代は不詳。江戸時代前期の寛文年間(1661年-1673年)の検地帳に「除地一反二畝」とある。大光寺が別当として奉仕したという。
御祭神は、迦具土神。相殿に牛頭天王を祀る。境内には軍茶利明王社(軍茶利明王祠)もあり、神仏混沌を色濃く残す。
軍茶利宮とも呼ばれ、大光寺が江戸時代中期の天明4年(1784年)に火災で焼失した後、本堂落慶の後に建立されたという。
明治以降は軍茶利神社とも呼ばれ、以来、昭和の世代まで信仰されたという。
当社の境内社は他に、御嶽神社(御岳神社)がある。武蔵御嶽神社の御神符を授与して奉斎したもの。
この御嶽神社では、1月3日に太占祭が行われ、農作物の一年間の出来栄えを記した札を講中各戸に配布する。
当社の例祭は4月3日、ともされるが、9月9日前後の日曜日に高尾秋祭が行われる。当社でも、いわゆる高尾の獅子舞が奉納される。
村内各戸では、舞庭に竹で棚を作り、御神酒を上げて神を迎える。御神酒は五日市の地酒「喜正」。
高尾会館で「岡崎」を演じた獅子舞連中は、子供たちの万灯行列に続き、村廻りに出て、当社に到着。獅子舞が奉納される。
近隣の老人ホームやイタリアンレストラン、高水家、清水家、渡辺家などでも獅子舞が演じられ、神楽や花掛りが行われる場合がある。
近年は民家で舞うことが難しくなったため、秋川農協の駐車場などで演じられる場合がある。
【ご利益】
火防、身体壮健、リフレッシュ、病魔退散

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