関西国際空港の建設を契機に創建された泉州磐船神社、例祭9月20日
[住所]大阪府泉佐野市上瓦屋392-1
[電話]072-462-5900

泉州航空神社(せんしゅうこうくうじんじゃ)は、大阪府泉佐野市上瓦屋にある神社。正式名称は泉州磐船神社(せんしゅういわふねじんじゃ)。参拝すれば、御朱印を頂ける。

関西国際空港の建設を契機として、兵庫県神戸市の北野天満宮の次男として生まれた佐藤匡英が、新空港の守護神社創建を志した。

大空の守護、航空安全、そして少年少女の夢の育成を願い、構想、準備に10年を費やした後、昭和58年(1983年)12月10日、磐船神社を勧請し、鎮座祭が斎行された。

御祭神は、航空宇宙の先駆者である饒速日命。鉄を司り、武をもって代々朝廷に仕えた物部氏の祖神であり、鉄鋼の神、そして武勇の神でもあるという。

例祭は9月20日で例大祭・航空祭。日本の将来を担う少年少女の夢を育て、航空思想を普及する目的も兼ね、祝賀飛行、餅撒きを行い、お茶席を開催している。

昭和15年(1940年)、一年を通して一番雨の少ない日として、9月20日が航空記念日に制定された。現在は空の日と知られ、当社の例祭もこの日に設定されている。

本殿地下に「航空博物館」として、零戦のタイヤ・カウル・脚柱などを含め、戦時中から現在までの様々な航空機関連の資料約4000点を無料展示している。

本殿横には、狛犬の代わりに本田航空から寄贈されたヘリコプター(川崎ベル47G-2)の実機を展示しており、鳥居の扁額として、プロペラが付けられている。

また、茶室として「飛雲庵」がある。昭和60年(1985年)3月、第15世裏千家鵬雲斎家元の命名によるもの。

【ご利益】
航空安全、旅行・交通安全、大願成就、合格祈願(公式HP
泉州航空神社 大阪府泉佐野市上瓦屋
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泉州航空神社 大阪府泉佐野市上瓦屋の御朱印