山崎八幡神社（やまざきはちまんじんじゃ）は、東京都町田市山崎町にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

江戸時代前期、山崎村を開拓した牧野藤左衛門が邸内鎮守として奉斎していたものを、延宝2年（1674年）、上・下山崎の鎮守として、八幡平と呼ばれた現在地に奉遷した。

牧野氏は、社領として上畑の5畝5歩を永代修繕費として寄進したという。この牧野氏が当社家を勤めたという。『新編武蔵風土記稿』山崎村の条にも「八幡社」とある。

その中には、「村の北にあり、當社のあるを以て此邊を八幡平と號す」とあり、当社の遷座前は八幡平とは呼ばれていなかった可能性もある。

別当は圖師村大蔵院だった。明治7年（1874年）、村社に列した。近年まで、樹齢200年以上の御神木の大杉があったという。

現在の社殿は、昭和47年（1972年）の造営。御祭神は応神天皇。例祭は9月5日、現在はその近くの週末に行われ、神輿の巡行などがある。

当社の南200メートル、境外末社に若宮社、あるいは別宮若宮がある。

【ご利益】
厄災除け、地域安全、家内安全

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