江戸中期に勧請された、北野中新田の飛び地堀端野中の鎮守
[住所]東京都小平市上水南町1-2-15-5
[電話]-
堀端野中稲荷神社(ほりばたのなかいなりじんじゃ)は、東京都小平市上水南町にある神社。近代社格では村社。単に稲荷神社とも。現在は熊野宮の兼務社である。御朱印の有無は不明。
野中新田は、武蔵野に開発された諸新田の中で極めて珍しい町人請負新田である。
町人請負新田というのは、新田の開発を請負、家族をつれて新田に移住し、開発が終わるとまた居村に戻ること。
開発当初は、一村であったが、その面積が5500平米にわたる広大なものだったため、後に野中新田与右衛門組、同善左衛門組、同六左衛門組の三組に分れた。
この時、玉川上水南の飛地、現在の上水南町にあたる堀端野中は、『新編武蔵風土記稿』北野中新田の条にも「小名堀端野中」とある。
善左衛門組に属していた堀端野中では、江戸時代中期の元文元年(1736年)に組頭の六左衛門などが協議の上、産土神として、稲荷神を勧請・遷祀した。これが、当社の起源。
御祭神は倉稲魂命。明治3年(1870年)あるいは明治4年(1871年)10月、村社に列し、現社殿は昭和26年(1951年)に大改築が行われ、現在に至っている。境内社一宇がある。
例祭は9月第3日曜日。以前は、当社から新小金井街道まで、長い道中を1日がかりで渡御していたとも。
しかし、一旦神輿渡御の伝統は途絶えた。その後、上鈴木稲荷神社の崇敬者などの協力も得ながら復興、現在は、本殿前から鳥居までの神輿渡御が行われている。
また、元旦に初詣には、甘酒・けんちん・おもちの振る舞いがある。
【ご利益】
五穀豊穣・商売繁盛、家内安全
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・東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧
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堀端野中稲荷神社(ほりばたのなかいなりじんじゃ)は、東京都小平市上水南町にある神社。近代社格では村社。単に稲荷神社とも。現在は熊野宮の兼務社である。御朱印の有無は不明。
野中新田は、武蔵野に開発された諸新田の中で極めて珍しい町人請負新田である。
町人請負新田というのは、新田の開発を請負、家族をつれて新田に移住し、開発が終わるとまた居村に戻ること。
開発当初は、一村であったが、その面積が5500平米にわたる広大なものだったため、後に野中新田与右衛門組、同善左衛門組、同六左衛門組の三組に分れた。
この時、玉川上水南の飛地、現在の上水南町にあたる堀端野中は、『新編武蔵風土記稿』北野中新田の条にも「小名堀端野中」とある。
善左衛門組に属していた堀端野中では、江戸時代中期の元文元年(1736年)に組頭の六左衛門などが協議の上、産土神として、稲荷神を勧請・遷祀した。これが、当社の起源。
御祭神は倉稲魂命。明治3年(1870年)あるいは明治4年(1871年)10月、村社に列し、現社殿は昭和26年(1951年)に大改築が行われ、現在に至っている。境内社一宇がある。
例祭は9月第3日曜日。以前は、当社から新小金井街道まで、長い道中を1日がかりで渡御していたとも。
しかし、一旦神輿渡御の伝統は途絶えた。その後、上鈴木稲荷神社の崇敬者などの協力も得ながら復興、現在は、本殿前から鳥居までの神輿渡御が行われている。
また、元旦に初詣には、甘酒・けんちん・おもちの振る舞いがある。
【ご利益】
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