住宅街ど真ん中に人知れず鎮座、9月例大祭に神輿渡御
[住所]東京都三鷹市井口1-9
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井口八幡神社(いぐちはちまんじんじゃ)は、東京都三鷹市井口にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

武蔵境通りからは少し西に入った、住宅街のど真ん中にある八幡宮。バス停名にもなっており、地元でも認知度は高いが、具体的な場所はあまり知られていない。

ただし、一部では、三鷹を代表するパワースポットの一つとして認知されている。

当社は、井口新田開発に際して、江戸時代中期の元文元年(1736年)に創建された。江戸時代後期の文政10年(1827年)、社殿が再建された。

『新編武蔵風土記稿』井口新田の条に「八幡社」とあり、村の鎮守で、上連雀村井口院が別当を勤めたとある。内に二尺の小祠があったという。

御祭神は応神天皇。明治33年(1900年)、八幡社から八幡神社に改称、無格社から村社に昇格した。現在の拝殿は昭和51年(1976年)9月に新築されたもの。

例祭は9月15日。東野祭りとも呼ばれ、神輿の渡御がある。7月中旬には井口協和会盆踊りが行われる。

境内には、境内社一宇の他、文化6年(1809年)建立の庚申塔や、明治10年(1877年)奉納の力石、昭和8年(1933年)奉納の石工小林留蔵の手になる狛犬などがある。

【ご利益】
厄災除け、五穀豊穣・商売繁盛、家内安全
井口八幡神社 東京都三鷹市井口
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