境内には内介淵の伝説が残る鱗殿、クスノキの御神木、7月夏祭り
[住所]大阪府東大阪市西堤1-11-13
[電話]06-6781-1314
西堤神社(にしつつみじんじゃ)は、大阪府東大阪市西堤にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
第二寝屋川の西岸、阪神高速13号東大阪線がすぐ北を走り、西堤東の交差点のすぐ南に鎮座する。
創建年代は不詳。もとは元三十八社大明神と称し、当郷一円の鎮守だった。現在は西堤の氏神、産土神、鎮守神として崇敬されている。
現在の御祭神は天照皇大神・豊受大神。天照皇大神は明治4年(1871年)、伊勢の神宮(伊勢神宮)の御分霊を祀ったものだという。
昭和43年(1968年)、第二寝屋川ができるまでは、この周辺には楠根川が流れていた。
西堤の地名は楠根川の西の堤ではなくて、現在の大東市に内介淵(ないすけがふち)という池があり、その西堤に住んでいた人たちがこの地に移転したことで命名された。
境内社に、水神社がある。「鱗殿(うろこ殿)」とも呼ばれ、内介淵で大蛇を退治した時にはがされた大蛇の鱗が祀られているという。
日照りの時、この鱗殿をお参りすると、雨が降ったと伝えられている。鳥居をくぐってすぐ右側(北側)にあり、祠の周囲の堀には昔は亀が住んでいたという。
江戸時代前期の貞享2年(1685年) に刊行された井原西鶴『西鶴諸国はなし』にも、内介に関する逸話が記載されている。
他に、天満宮(菅原道真公)がある。脇には素朴な牛の彫像が安置されている。その後ろに、御神木のクスノキがある。
幹周5.5メートル、樹高は約25メートル、樹齢は推定400年。市の保存樹木で、「施無畏(せむい) 八大龍王」を祀る。
「楠さん」として親しまれる御神木で、「おかかえ石」やお百度石も安置されている。他の境内社に、稲荷社がある。
例祭は10月第2土・日曜日。7月25日に夏祭りがあり、境内には西堤地車が引き出され、囃子大会、お囃子競演などが行われる。
【ご利益】
開運招福、商売繁盛、祈雨・天候

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・大阪府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、大阪府に鎮座している神社の一覧
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西堤神社(にしつつみじんじゃ)は、大阪府東大阪市西堤にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
第二寝屋川の西岸、阪神高速13号東大阪線がすぐ北を走り、西堤東の交差点のすぐ南に鎮座する。
創建年代は不詳。もとは元三十八社大明神と称し、当郷一円の鎮守だった。現在は西堤の氏神、産土神、鎮守神として崇敬されている。
現在の御祭神は天照皇大神・豊受大神。天照皇大神は明治4年(1871年)、伊勢の神宮(伊勢神宮)の御分霊を祀ったものだという。
昭和43年(1968年)、第二寝屋川ができるまでは、この周辺には楠根川が流れていた。
西堤の地名は楠根川の西の堤ではなくて、現在の大東市に内介淵(ないすけがふち)という池があり、その西堤に住んでいた人たちがこの地に移転したことで命名された。
境内社に、水神社がある。「鱗殿(うろこ殿)」とも呼ばれ、内介淵で大蛇を退治した時にはがされた大蛇の鱗が祀られているという。
日照りの時、この鱗殿をお参りすると、雨が降ったと伝えられている。鳥居をくぐってすぐ右側(北側)にあり、祠の周囲の堀には昔は亀が住んでいたという。
江戸時代前期の貞享2年(1685年) に刊行された井原西鶴『西鶴諸国はなし』にも、内介に関する逸話が記載されている。
他に、天満宮(菅原道真公)がある。脇には素朴な牛の彫像が安置されている。その後ろに、御神木のクスノキがある。
幹周5.5メートル、樹高は約25メートル、樹齢は推定400年。市の保存樹木で、「施無畏(せむい) 八大龍王」を祀る。
「楠さん」として親しまれる御神木で、「おかかえ石」やお百度石も安置されている。他の境内社に、稲荷社がある。
例祭は10月第2土・日曜日。7月25日に夏祭りがあり、境内には西堤地車が引き出され、囃子大会、お囃子競演などが行われる。
【ご利益】
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