甲州街道沿いに鎮座、もとは多摩川沿岸、洪水で現在地に遷座
[住所]東京都府中市若松町1-32-1
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常久八幡神社(つねひさはちまんじんじゃ)は、東京都府中市若松町にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

現在は、京王線の東府中駅の北東、国道20号線、いわゆる甲州街道に沿って、その南側に鎮座する。

創建年代は不詳。御祭神は品陀和気命。もとは多摩川沿岸の柳原、現在の小柳町5・6丁目、旧常久に鎮座していたという。

多摩川洪水により現在地に遷座、常久村の鎮守として崇敬された。『新編武蔵風土記稿』常久村の項にも「八幡社」とある。

それには、「社前に鳥居をたつ、街道にのぞめり」などとあり、別当は常久寺で、府中妙光院末だったという。

明治6年(1873年)12月、村社に列した。昭和26年(1951年)、社殿が新築された。例祭はもとは9月19日、現在は9月第3土・日曜日で、神輿や太鼓などが行われる。

境内社に稲荷神社などがある。その近くにケヤキのテーブルがあり、台風の影響もあり、伐採した御神木を使ったものだという。

【ご利益】
厄災除け、地域安全、家内安全
常久八幡神社 東京都府中市若松町
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