江戸中期の御神燈、氏子地域に加古川の流れ変化の痕跡、10月秋祭り
[住所]兵庫県加古川市上荘町井ノ口
[電話]079-428-2320

上之庄神社(かみのしょうじんじゃ)は、兵庫県加古川市上荘町井ノ口にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

創建年代や由緒、沿革は不詳。御神燈に江戸時代中期の宝永年間(1704年-1711年)に寄進されたことが記されている。

また、現在の上荘町国包、都染の地番が加古川をはさんで存在している。このことは加古川の流れが国包地区のもっと南側を流れていた時代に当社が存在したことを示すという。

現在、JR厄神駅のあたりの加古川が大きく南側へ蛇行していたことが記録に残っている。また、当社の一の鳥居の扁額には「若一宮」とある。若一王子権現のことか。

明治7年(1874年)、村社に列した。御祭神は、素盞嗚命天照皇大神豊受媛神大国主神少彦名神住吉神品陀別神

10月体育の日の前日に秋祭りがある。布団屋台の宮入りが行われ、社前に屋台3台が並ぶ壮観な祭典。本宮の夜には布団屋台3台による練りも行われる。

なお、当社は旧印南郡において、毎年春、3月末から5月初頭のいずれかに行われる臨時の祭り、国恩祭を行う神社の一社。

【ご利益】
厄災除け、開運招福、五穀豊穣、病気平癒、交通安全
上之庄神社 兵庫県加古川市上荘町井ノ口
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