平安創建、元悪王子町・悪王子町の地名由来、今は八坂神社の境内
[住所]京都府京都市東山区祇園町北側625
[電話]075-561-6155
悪王子社(あくおうじしゃ)は、京都府京都市東山区祇園町北側、八坂神社の境内社で、本殿のすぐ東側、すぐ隣には美御前社が鎮座する。参拝すれば、八坂神社において御朱印を頂ける。
悪王子神社とも呼ばれる。八坂神社の摂社として、平安時代の天延2年(974年)、東洞院四条下るの元悪王子町に祀られた。現在もその地には小祠が残る(地図)。
御祭神は、素盞嗚尊の荒御魂。八坂神社の境外末社である冠者殿社と同じ。現在は当社も素戔嗚尊奉祀神社「全国清々会」に加盟している。
社名の「悪」は善悪の悪ではなく、「すさまじい」という勢いを表すもので、荒御魂を指している。
祇園御霊会により、疫病退散が祈願されていたが、勇猛心のある荒御霊で怨念をよりよく鎮めるために創建され、祇園祭においても、重要な役割を担うようになった。
同時に、祇園祭の行列の無事を祈願する神に変わったともされる。この東洞院四条の辻において、四方に斎竹を立て、注連縄を曳き渡し、神供式を行った。
その後、この辻より山鉾巡行の列を作ったとされる。
天正年間(1573年-1593年)、関白豊臣秀吉の命により、烏丸通万寿寺下る悪王子町に遷され、さらに、慶長元年(1596年)、四条京極に遷座した。
明治10年(1877年)になって、八坂神社の境内で祀られるようになった。平成10年(1998年)4月、元悪王子町に御分霊を移し、先の小祠が祀られた。
平成25年(2013年)に社殿の修復が終わり、以前までの薄暗さがなくなって、きれいな姿に生まれ変わった。鳥居も狛犬も刷新された。
【ご利益】
諸願成就、厄災除け、病魔退散
【関連記事】
・京都府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、京都府に鎮座している神社の一覧
[電話]075-561-6155
悪王子社(あくおうじしゃ)は、京都府京都市東山区祇園町北側、八坂神社の境内社で、本殿のすぐ東側、すぐ隣には美御前社が鎮座する。参拝すれば、八坂神社において御朱印を頂ける。
悪王子神社とも呼ばれる。八坂神社の摂社として、平安時代の天延2年(974年)、東洞院四条下るの元悪王子町に祀られた。現在もその地には小祠が残る(地図)。
御祭神は、素盞嗚尊の荒御魂。八坂神社の境外末社である冠者殿社と同じ。現在は当社も素戔嗚尊奉祀神社「全国清々会」に加盟している。
社名の「悪」は善悪の悪ではなく、「すさまじい」という勢いを表すもので、荒御魂を指している。
祇園御霊会により、疫病退散が祈願されていたが、勇猛心のある荒御霊で怨念をよりよく鎮めるために創建され、祇園祭においても、重要な役割を担うようになった。
同時に、祇園祭の行列の無事を祈願する神に変わったともされる。この東洞院四条の辻において、四方に斎竹を立て、注連縄を曳き渡し、神供式を行った。
その後、この辻より山鉾巡行の列を作ったとされる。
天正年間(1573年-1593年)、関白豊臣秀吉の命により、烏丸通万寿寺下る悪王子町に遷され、さらに、慶長元年(1596年)、四条京極に遷座した。
明治10年(1877年)になって、八坂神社の境内で祀られるようになった。平成10年(1998年)4月、元悪王子町に御分霊を移し、先の小祠が祀られた。
平成25年(2013年)に社殿の修復が終わり、以前までの薄暗さがなくなって、きれいな姿に生まれ変わった。鳥居も狛犬も刷新された。
【ご利益】
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