空海が創建したとも、彼方の宮さん、10月にだんじり祭り
[住所]大阪府富田林市彼方329
[電話]0721-34-9866

春日神社(かすがじんじゃ)は、大阪府富田林市彼方にある神社。近代社格では村社。彼方春日神社(おちかたかすがじんじゃ)とも御朱印の有無は不明。

彼方村大字彼方字宮山。当地はもと錦部郡に属し、『和名類聚抄』記載の百済郷のうちの西條荘。現在も彼方の宮さん(おちかたのみやさん)と親しまれている。

平安時代、仁和3年(887年)の古文書に、弘法大師空海が天長5年(828年)、創建したとあるという。ただし、否定的な見解も多い。

明治5年(1872年)、村社に列し、明治40年(1907年)には伏見堂の伏見堂神社、嬉の菅原神社を合祀した。

現在までに、天児屋根命を主祭神とし、金山彦命経津主命武甕槌命を配祀、一言主神を合祀する。

境内社に、伏見堂神社(一言主神)、横山天神社(菅原道真事代主命天穂日命)、厳島神社(善女竜王)、海神社(市杵島姫命)がある。

横山天神社が上述の合祀した菅原神社で、汐の宮とも、鹽の宮とも呼ばれ、もとは当社から南西、西條川(石川)の東涯に鎮座し、その側の岩から潮水が湧き出ていたという。

例祭は10月10日で、秋祭。10月第2金・土・日曜日にだんじりが曳かれる、いわゆる南河内だんじり祭りの一つ。4月21日に春祭、7月20日に夏祭がある。

【ご利益】
事業成功、学業・受験合格、産業振興
春日神社 大阪府富田林市彼方
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