桃山期に神明宮として創建、江戸後期に現社殿、諏訪両社大神とも
[住所]東京都江戸川区北小岩7-28-19
[電話]03-3672-7904

小岩田天祖神社(こいわだてんそじんじゃ)は、東京都江戸川区北小岩にある神社。近代社格では村社。正式には天祖神社のみ。御朱印の有無は不明。

安土桃山時代の天正年間(1573年-1592年)、神明宮として創建したと伝わる。

別当は神明山正真寺で、江戸時代中期の元文5年(1740年)、末社の水神宮(水神祠・水神社)が創建された。

江戸時代後期の享和2年(1802年)、落雷により焼失し、同年9月に改築した。

文政年間(1818年-1831年)には神明・諏訪両社大神と称し、現在の社殿は文政10年(1826年)に再建された。

明治7年(1874年)4月、村社に列し、現社号に改称した。現在までに、主祭神は天照大御神で、相殿に経津主命倉稲魂命建御名方命惶根命を祀る。

参道には靖国鳥居が立ち、東向き。手水舎には文政10年造立の手水鉢がある。狛犬は昭和50年(1975年)の建立。

社殿は権現造りで、拝殿の懸魚には雲、大正4年(1915年)に奉納された扁額「大甞祭記念」が掲げられている。

なお、当社の社務所は、小岩田自治会事務所を兼ねている。

【ご利益】
開運招福、事業成功、武運長久・勝運
小岩田天祖神社 東京都江戸川区北小岩
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