南海線の北助松駅前すぐ、奈良期の創建、境内で東天紅鶏放し飼い
[住所]大阪府泉大津市助松町1-3-19
[電話]0725-22-4706

助松神社(すけまつじんじゃ)は、大阪府泉大津市助松町にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

南海線の北助松駅前すぐに鎮座。南海線の神社100選に選出されている。

奈良時代、称徳天皇(在位:764年-770年)の御代に創建されたと伝わる。鎌倉時代には菅原道真公が合祀された。

現在の本殿は、二間社流造で、柱と柱の間の数が必ず偶数になるように造られており、また、身舎柱に面取りをした角柱を使うなど、他に例のない珍しいもの。

大きくない境内には、金比羅や八幡、戎社と末社がたくさんあり、江戸時代前期、1600年代後半の鳥居や手洗鉢、百度石などが残っている。

最大の特徴は、現在の宮司がニワトリ好きとかで、30年くらい前から、国の天然記念物に指定されている東天紅鶏が放し飼いにされていること。

一応小屋も設置されているが、当社への参拝者を東天紅鶏が出迎えることになる。

当社では神鶏とし、「千早振る、遠き神代 天の岩戸開きのみぎり、大神出御を告げ奉りしは、この種の鶏なり。鳴声余韻ありて、天下一なり。故に長鳴の称あり」とある。

他の御祭神の情報もなく、菅原道真が祀られていることから天神とみる向きもある。天神であれば、牛で、鶏とは本来は相性が悪いことが指摘される場合がある。

センサーで自動で反応して水が流れる手水舎がある。幹線道路や線路が近くにあるにもかかわらず、木々に囲まれた静かな社としても知られる。駐車場は鳥居の横。

【ご利益】
学業・受験合格、地域安全
助松神社 大阪府泉大津市助松町
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助松神社 大阪府泉大津市助松町の御朱印