旧西厨子の、久左衛門が創建した神明社、9月に神輿、連合渡御
[住所]東京都大田区西糀谷4-9-17
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西仲天祖神社(にしなかてんそじんじゃ)は、東京都大田区西糀谷にある神社。西仲神社とも。現在は羽田神社の兼務神社である。御朱印の有無は不明。

創祀・創建年代は不詳。糀谷神社と同じく、村民久左衛門が創建したという。

御祭神は、天照皇大神・豊受姫大神。羽田神社によれば、豊受姫大神は宇迦之御魂神の別名であり、豊受大神と同一神ではないという。

『新編武蔵風土記稿』糀屋村の条には「神明社」とあり、「西厨子にあり」とある。天祖神社、つまり神明神社の系統で、同じく羽田神社の兼務社である荻中神社・糀谷神社などと同様。

ちなみに、羽田神社による説明は、当社と荻中神社、糀谷神社など神明神社の系統では全く同一になっている。

例祭は9月第1土・日曜日。台座2尺6寸、儀宝珠を載せた唐破風軒屋根、胴羽目木彫、勾欄造りの神社神輿が氏子総数約300戸の町内を渡御する。

村守稲荷神社・糀谷神社とともに三社連合渡御にも参加する。

『新編武蔵風土記稿』では、当社の末社として、水神社・歯久作権現社・稲荷社・稲荷天神疱瘡神相殿を挙げている。

現在は、瘡守稲荷大明神と、境内社合殿の二宇がある。

【ご利益】
開運招福、五穀豊穣・商売繁盛、地域安全
西仲天祖神社 東京都大田区西糀谷
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