知井村十苗十社、北村三苗社、勝山氏の祖・源末友を奉斎
[住所]京都府南丹市美山町北上牧46
[電話]-

鎌倉神社(かまくらじんじゃ)は、京都府南丹市美山町北上牧にある神社。御朱印の有無は不明。

旧北桑田郡美山町、南丹市美山町は京都府の中央に位置する山間の地域で、北村は由良川上流の右岸、小浜街道沿いに開けた集落である。

古代は『和名類聚抄』に記す弓削郷に属し、鎌倉時代以降は知井庄の内で、慶長7年(1602年)には幕府領となった。

その後、寛文4年(1664年)からは篠山藩領となり、山林は享和2年(1802年)より禁裏御料となった。南村、中村とともに知井庄11ヶ村の中心部を形成していた。

当社は美山かやぶきの里として知られる、その北村の東北の山麓に鎮座する。創祀は鎌倉時代の建長2年(1250年)。御祭神は勝山大神。

勝山大神は勝山氏の先祖である源末友。北村三苗社の一つである。知井村十苗十社の一つである勝山氏の祖霊社は、昔は南村にあり、勝山神社と呼ばれた。

当社はそれが遷座し、社名も変わったものと考えられている。ちなみに、同じく南にあった知井村十苗十社の一つで、林氏の先祖である源末之を祀った林神社は所在不明。

【ご利益】
一族・子孫繁栄
鎌倉神社 京都府南丹市美山町北上牧
【関連記事】
京都府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、京都府に鎮座している神社の一覧