陶芸の祖神を奉斎、正月のジャンボ絵馬、シンボルの祈願桃
[住所]大阪府吹田市出口町3-3
[電話]06-6388-4070
片山神社(かたやまじんじゃ)は、大阪府吹田市出口町にある神社。近代社格では村社。アサヒビール吹田工場の北、片山公園に隣接して鎮座する。参拝すれば、御朱印を頂ける。
安土桃山時代の天正年間(1573年-1593年)の兵火と、大正3年(1914年)の火災の2回、建造物の一切が焼失、古文書などが存在していない。そのため、創祀・創建年代は不詳。
大和時代から、当地は一体が丘陵地で、良質の粘土が多量に出土し、須恵器・瓦の生産が盛んだったという。その遺構も多数見つかっている。
平安京への遷都で、特に瓦の需要は最高潮に達したが、その後これらの窯焼き産業は衰退、当地も稲作が主流になった。
その頃、この地で焼き物に携わる人達が、陶芸の祖神で、方除け・災難除け・火防の守護神である素盞嗚尊を祀ったのが創祀ではないかとされている。
旧片山村の産土神として崇敬された。現在までに相殿に天照皇大御神・住吉大神を祀る。
昭和59年(1984年)、「昭和の大造営」として、老朽化が著しくなった社殿を建て替えて、今日に至る。
例祭は10月20日で、秋祭。前日の19日が宵宮で、神幸式渡御行列がその直前の日曜日に行われる。
4月20日が春祭で、前日の19日の宵宮も含め、両日とも夕刻よりだんじりが奉納され、夜店が出店する。
元旦は歳旦祭で、この正月に飾られるジャンボ絵馬でも知られる。1月15日には左義長(とんど)がある。
2月3日が節分祭(星祭)で、護摩木御火焚神事などがあり、福ぜんざいの無料授与がある。
境内には桃の石造物が安置されており、祈願桃と呼ばれ、当社のシンボルになっている。「桃は災難を振り払い福に転ずる」とされ、多くの人が手で触れて祈念する。
境内社に、豊川稲荷大明神(2月初午の日に初午祭、5月3日に稲荷祭)、愛宕神社(8月24日に夏祭)などがある。
【ご利益】
方除け、厄災除け、火防、商売繁盛(公式HP)
【関連記事】
・大阪府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、大阪府に鎮座している神社の一覧
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片山神社(かたやまじんじゃ)は、大阪府吹田市出口町にある神社。近代社格では村社。アサヒビール吹田工場の北、片山公園に隣接して鎮座する。参拝すれば、御朱印を頂ける。
安土桃山時代の天正年間(1573年-1593年)の兵火と、大正3年(1914年)の火災の2回、建造物の一切が焼失、古文書などが存在していない。そのため、創祀・創建年代は不詳。
大和時代から、当地は一体が丘陵地で、良質の粘土が多量に出土し、須恵器・瓦の生産が盛んだったという。その遺構も多数見つかっている。
平安京への遷都で、特に瓦の需要は最高潮に達したが、その後これらの窯焼き産業は衰退、当地も稲作が主流になった。
その頃、この地で焼き物に携わる人達が、陶芸の祖神で、方除け・災難除け・火防の守護神である素盞嗚尊を祀ったのが創祀ではないかとされている。
旧片山村の産土神として崇敬された。現在までに相殿に天照皇大御神・住吉大神を祀る。
昭和59年(1984年)、「昭和の大造営」として、老朽化が著しくなった社殿を建て替えて、今日に至る。
例祭は10月20日で、秋祭。前日の19日が宵宮で、神幸式渡御行列がその直前の日曜日に行われる。
4月20日が春祭で、前日の19日の宵宮も含め、両日とも夕刻よりだんじりが奉納され、夜店が出店する。
元旦は歳旦祭で、この正月に飾られるジャンボ絵馬でも知られる。1月15日には左義長(とんど)がある。
2月3日が節分祭(星祭)で、護摩木御火焚神事などがあり、福ぜんざいの無料授与がある。
境内には桃の石造物が安置されており、祈願桃と呼ばれ、当社のシンボルになっている。「桃は災難を振り払い福に転ずる」とされ、多くの人が手で触れて祈念する。
境内社に、豊川稲荷大明神(2月初午の日に初午祭、5月3日に稲荷祭)、愛宕神社(8月24日に夏祭)などがある。
【ご利益】
方除け、厄災除け、火防、商売繁盛(公式HP)
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